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散歩・リードトレーニング

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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2013年09月17日

群れで行動する習性を活かす

犬の先祖は何であったかは色々な説があります。

ですが、群れで狩猟をする動物だったことは確かです。

人の狩りに力を合わせるようになり、やがて家畜を守り外敵を追い払う役目も果たすようになり、
様々に改良されていったのですね。

群れで生活する習性があるからこそ、人との生活に利用されるようになたのです。

縄張り意識や、群れの中での位置づけ、移動する際の習性など、群れの秩序は本能的に備わっているものでした。


今では殆どの犬種が愛玩動物に成り代わってしまいましたが、先祖から引き継いだ習性は、子犬の頃から内面にきちんと眠っています。
それをどう引き出すかによって、問題行動とされるか、躾の行き届いた犬とされるか、大きく変わってきます。

特に子犬の場合、『躾』ではなく、習性の引き出し方次第・・と言っても過言ではありません。

下に、群れで行動する子犬の習性をご紹介します。


私と娘と、ご相談者様、母犬と子犬の、5頭による集団行動をしているときのものです。

この5頭の集団は初めての組み合わせですが、一緒に歩くことで仲間意識が出来、群れ行動の擬似体験をしているところです。

歩く目的は意識せず、ただ歩くだけです。
子犬に対し、外はコワイ世界ではないとか、着いて来させて褒めてあげようとは、微塵も考えていません。

集団について歩くという本能的な行動を引き出し、習性として定着させたいだけです。




お手本にしたいのは、この母犬の行動ですね。
子犬を気遣ったりする様子は一度も見せません。

「そのうち気付くに決まってる」と言わんばかりの態度。親の背中を見て・・とはこういうことでしょうね。

子犬には、独りになると不安になる本能が備わっていますし、好奇心も活発な時期です。
恐怖心はあっても、好奇心による明るい興奮によって克服できます。

人が主導になって、犬の本能を刺激してうまく働かせ、行動させることがまずは大事です。


もし子犬が途中でついてくるのをやめてしまった場合も、子犬の元へ戻って励ましたり誘ったりは、最初は出来るだけしない方が良いです。

座り込めば迎えに来る集団であれば、子犬に主導者という重責な立場を押し付けることになりかねません。

続きの動画で、子犬が座り込んでしまったときの対処をご覧いただけます。

大丈夫??と戻って気遣うのは人間の優しさですが、犬に対しては別の意味で伝わってしまうので、注意が必要な場面です。

引き返しかけた相談者様が、オイデと誘いたいようですが、子犬は動こうとしません。
子犬は、座り込んだ状況から、そうしていれば相手が来るのかを観察しているのです。

私が相談者様を前方に歩くよう促すと、すぐに子犬も付いて歩き出しました。
何を学ばせたいか、重要なポイントです。





気遣うのではなく、別方向へ流れを作って促すようなイメージです。

途中、私が子犬を軽く蹴飛ばしてしまいましたが、この時も子犬の元に戻って気遣かうよりは、こちらの元へ呼び寄せて意識を変えさせるようにしています。

ビックリしたりイヤな経験を一時的に体感しても、それを決定付けないよう、大げさに接してはいけません。

このように、子犬には集団に対し行動を共にしようとする本能や、恐怖や嫌な出来事を克服する力もありますので、
その力を信じて引き出すような行動をさせるようにしましょう。

成犬に練習する場合はこのような方法は難しい場合が多いですが、本来の姿として念頭に置いて、
どんな方法をとるべきか案を考えてみると良いと思います。








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posted by 犬のしつけと飼い方 at 16:43 | Comment(0) | TrackBack(1) | 散歩・リードトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年09月16日

散歩のあり方 


お散歩がうまく行かない理由のひとつは、人間側の感覚で散歩≠犬に伝えようとしてしまうから・・だと感じることが多いです。

人間は忙しい合間に、犬の体調を気遣って、健康の為に・ストレス発散の為にとお散歩に連れていってあげようと考えますよね。
でも本来はその考え事態、根本から変えた方が良いのですね。

実際、私も忙しくって、犬のためにと思ってもしんどい時が多いです。
 

気遣うべきは、飼い主さんご自身のこと。
何故なら飼い犬が外を歩く本来の理由。それはズバリ!飼い主さんに付いて移動すること!です。


極端ですが、それくらいの感覚で捉えた方がシンプルで間違いが少ないと思います。


集団で歩くほど仲間意識や安心感が得られ、流れについて歩きやすくなります。
長たる者がしっかりしていれば、初めて外を歩いた子犬も雑念に囚われず集団行動できるもんです。

散歩に限らず、用事に付き添わせて振り回すくらいの方が良いですね。


間違っても、オイデ〜なんて誘いながら歩くのは、犬っぽくなくて人間の考えることです。

外の世界に慣らしていかなきゃとか、トレーニングなんて固い考えも、時には良い関係作りに於いてネックになることもあります。

人間側の、犬を気遣うような考えで散歩を始めてしまうと、犬が散歩の捉え方を間違うケースもあります。
飼い主さんを連れ歩くリーダーの役目を、犬に任せてしまわないように、
歩く目的や主導者としての強さや安定を意識して、犬に安心や信頼を与えられるようなお散歩を目指しましょう。


続きの記事で、実際に犬が人の流れに沿って歩く習性や、それを利用したお散歩デビューの仕方を、動画を交えてご説明します。

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posted by 犬のしつけと飼い方 at 15:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩・リードトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年02月05日

散歩の姿勢と心理の関係

寒い日が続き、日課であるはずの犬の散歩がちょっとした試練のようになっている方も多いのではないでしょうか。

暑さ、寒さはお散歩の大敵です。色々な意味で・・・。

今回は厳しい寒さでもお散歩を有意義にするポイントをご説明したいと思います。


以前、「コマンドと犬の心理の関係」という記事でもご説明したことがありますが、犬にコマンドを出して姿勢を指示するのは心理を変える目的があるからです。

例えば四足で踏ん張って緊張していた犬に、「スワレ」のコマンドを出して腰を下ろさせることによって、緊張を一段階緩めてコマンドに従う心理を求めることが出来ます。

緊張や興奮の大きい場を予測して、犬に前もってフセをさせて従順さを維持させたり、マテをさせてコマンドに集中させ、他ごとに気持ちが逸れないよう練習を積むことが、落ち着いた心理を育てるトレーニングにもなります。

このように犬の姿勢にはそれぞれ心理と関連がありますが、実は私達飼い主も、姿勢と心理は密接に繋がっています。

例えば、猫背でワンコばかり覗き込むように歩いていた飼い主さんに、胸を張って進行方向に向かって堂々と歩くようにとアドバイスしただけで、
ワンコが物に怯えたり警戒吠えしたり、飼い主さんに寄りかかるように歩く癖が治ったことがありました。

多くのドッグトレーナーが、犬の問題行動の前に飼い主さんの姿勢や歩き方、振る舞いや口調、犬に対し悪く影響するような癖を指摘します。

散歩中の犬の問題改善の前にまず飼い主さんが改善するべき点があることが殆どです。

飼い主さんが姿勢や歩き方を改善するには、誰かに客観的に見てもらうことが一番です。
人の美しい歩き方を教えてくれる専門家の意見を聞けたら最高です。

人は人として、正しく歩くことで、人の持つ最大のチカラが発揮できます。

人のチカラを感じると、犬は自身にはない異質のチカラとして、自身のチカラで立ち向かったり対抗しようとせず、そこに従おうと従順な心理になりやすくなります。

私の場合、まず飼い主さんにはリードを持たせず、散歩コースを正しく美しく歩くことに集中して頂き、その時私がリードをとっていた犬がどのように変化するのをお見せします。
犬の状態が良ければ、歩き方に集中したままで飼い主さんにリードをお返しし、犬を連れていることを忘れても良いくらいの感覚で歩き続けて頂きます。

飼い主さんの歩くペースや集中力を乱すような行為があった場合は犬に軽いリードのショックを与え、犬の歩き方を正すのです。

それだけで犬が従順に歩けるようになることが意外と多く、その度にいかに飼い主さんが犬ではなく自身に向き合うことが大切かを実感します。

飼い主さんの姿勢や歩き方、正しい心理によっても改善しない問題行動も沢山ありますが、それは犬が飼い主さんの変化に気付けないほど他に執着してしまっているか、他に強い条件反射があるからでしょう。

その場合は犬の集中力を正す練習が必要ですが、飼い主さんの姿勢や心理が正しくあることが大前提です。


寒い寒いと体をまるめて小幅でコソコソと歩くような姿勢、早く帰って暖まりたいという気持ち、足元の悪さに気を取られ左右にフラフラと渡り歩くような仕草・・・・
寒いとつい、こんなお散歩姿になってしまいますが、
私が心掛けているのはきちんと防寒して、滑らない靴を履いて、あまりに寒い日は犬を連れる前に自分がウォーミングアップすることです。
家の周りを5分ほど歩くと少し体の動きがスムーズになり温まるので、それからワン達を連れて落ち着いて出発します。

震えたり体を揺すらせたりせず、澄んだ空を仰いだり冷たい新鮮な空気を味わったり、冬だから感じられる季節の恵みを満喫します。

そうすると気分がリフレッシュ出来て、ようやく犬と正しく向き合えるようになり、トレーニング開始です。

トレーニング中のワンコに引っ張られていても、私が縮こまっている時は何をやってもうまく行かないので、問題を放置して自分のことに集中します。
こちらが正しい状態でないのに、犬を修正しようとしてうまく出来なかった場合、犬にとっては『従わないことを許された』、『抵抗して勝った』と捉えられ、後後改善することが難しくなるので、改善できそうも無いときは敢えてトレーニングしません。


寒い時は散歩がおっくうになりがちですが、自身の心理を正す鍛錬にはなります。
気持ちを前向きに、寒さや危険を想定して備え、目標を持って、そして冬の風物を楽しむつもりで・・・
と目一杯のプラス思考で、例年以上に寒い冬を乗り切りましょう!

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posted by 犬のしつけと飼い方 at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩・リードトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2011年08月01日

お散歩の意義とリード練習・ぷーちゃんとコロンちゃんの実例

前回の解説を踏まえ、以前6回のお悩み相談を掲載させて頂いた、ぷーとコロンもママさまのワンちゃん達に実践した例をご紹介します。

*ぷーとコロンのママさまのご相談・・・『先住犬が子犬を威嚇してしまう場合の対処 その1』〜『その6



もともと2匹のワンちゃんは一緒に飼うことさえ大変な状態でしたが、ママさんが地道に2匹を認識させる練習をし、ママさんが親分だと示す対処を続けて頂き、子犬のコロンちゃんが10歳のシニア犬のぷーちゃんにジャレてもぷーちゃんが威嚇しないほどの関係になりましたが、
2匹の接触が出来るようになった後、お散歩でコロンちゃんがパワフル過ぎることと、ぷーちゃんとのペースが合わず落ち着いて歩けないことなどの悩みが残っていました。

コロンちゃんの躾に積極的な小学生のお嬢さんのことを考えても、リード練習は必ず必要です。

偶然私の親戚とお住まいが近かったので、お伺いして1時間ほど練習をしてきました。

まずは生後6ヶ月のコロンちゃんから。
私がリードを持って敷地を出ると、まず首輪(ハーフチョークカラー)の違いや飼い主さんではない他人にリードを持たれていることに困惑気味な様子。

コロンちゃんが力強く前進しようとしたので、私がリードを引き上げながら数回向きを変えると、今までに無い意味不明な経験に「キャンキャンキャ〜ン!!」と雄叫びを上げてしまいました。

コロンちゃんには、今まで好き勝手に行動してきた分、まさか散歩に目的があるなんて!という動揺があったと思います。
(好き勝手な行動を許してきたのは私からのアドバイスです。子犬は最初は好き勝手にした方が良いです・・・)

ですが私は動じないようにリードを引き、怖がった先に、具体的に恐ろしい事態が起きないことを淡々と伝え続けました。

これである程度落ち着いたので、ママさんにも実際リードを引いて頂き練習しました。
課題は、ニオイ嗅ぎ行動が激しいので、なるべく道の真ん中を歩くこと、堂々と淡々と、足早に歩くこと、時々進路を変えて、付いて来させること。

ママさんはとても上手にリード出来たので、次はコロンちゃんのお世話を担当しているお嬢さんの番です。

今まで力ずくで引っ張られていたのに、驚くほど上手にリードの緩みとショックを入れながら歩くことが出来ました。
本来、コロンちゃんの力はお嬢さんの力では敵わないほど強くなりつつあり、危ない時はママさんに交替していたそうです。

お嬢さんの課題は、コロンちゃんはおまけのようなもの、目の前の景色を見て、肩を正面に向けて、すがすがしい気持ちで季節を感じながら歩くこと。
私は子供の吸収力の早さというものを教えてもらいました◎

ママさんもお嬢さんもすぐに上手に歩けるようになったので、次はぷーちゃんの練習です。
ぷーちゃんは日頃臆病で、背骨が猫背のように曲がって、4つ足の力の入り方がイマイチ不安定な状態でした。

臆病なワンちゃんもニオイ嗅ぎ行動を止めさせて正しくリードすれば、外の環境で過度の情報をキャッチしてしまうことなく、飼い主さんに集中して落ち着いて歩けるようになります。

リード練習も順調に進んだので、最後は2匹を同時に連れて歩く練習です。

犬は本来、集団でまとまった行動をすることが好きな動物です。
正しい精神状態で一緒に集中して歩くことで、犬同士の関係も落ち着いて行きます。
飼い主さんが2人で1匹ずつリードするよりは、1人が2匹を同時にリードした方が、ハンドラーのリーダー性がぐっと上がります。

ビクビクしながらの歩行のぷーちゃんと、ハイテンションのコロンちゃんを近くで歩かせたら、、今までは双方がドタバタとしてしまっていましたが、歩き方をマスターした2匹は落ち着いて1人のハンドラーに付いて歩いてくれました。

練習の後日、ママさんが送って下さったお写真とご報告も紹介したいと思います。
(2匹が絡み合わずに、写真まで撮れる余裕が出来たということが、私とママさんの間では感動でした☆)

散歩1.JPG   sannpo2.bmp


今日は本当にありがとうございました。
なんだかちょっと気持ちが楽になりました。

試行錯誤でこれでいいのかと思いながらぷーと過ごしてきた10年と、コロンというはねっかえり娘と過ごしはじめたこの半年というもの、主人の アレ ルギーの発覚もあり「私がなんとかしなきゃいけないんだ」と思う気持ちばかりがからまわりしていたように思います。

今日、Rさんとコロンが最初歩きはじめてからしばらくの間で変わっていく姿を見ていてなんだか背中がすっと楽になったように感じました。

もちろん、不安はマダマダあります。

でも、なんだかうまく言えないんですけれど「ああ、この子たちも一緒に暮らしているんだなあ」とストンと納得したんです。

娘は「たくさんなんか勉強した。教えてもらった。すごい勉強になった」と言っていました。
この環境に引っ越してこなければコロンを迎えることはありませんでした。
それをあらためて思います。
そして、ここでのびのび暮らせるからこそ、その生活を楽しもうという、気持ちにあらためてなりました。

明日の散歩から少し気持ちを楽に楽しめそうです。


こんにちは!
先日はありがとうございました。

私もそうですが、娘がかなり意識が変わったらしく、今までに比べてヒステリックになったりせず、なんとか二匹に自分の気持ちを伝えようという姿勢 になっている様子がわかります。


早速、あれからすぐに首輪を購入し、コロンもぷーも首輪にしました(ぷーはピンクのさくらんぼ模様、コロンは赤のイチゴ模様で、なかなか可愛いで す→親ばか)
首輪のほうがおっしゃるように、ちょっとした力加減が伝わりやすいように感じます。


どうしても興奮しているときはなかなかうまくいかないこともありますが、こちらが気持ちの余裕を持てているので、前ほど負担には感じません。

むしろ、こちらを意識してくれているなと感じられるときは嬉しく、散歩が楽しく感じられます。


まだまだやんちゃなことも多々ありますが、コロンについても、こちらが主導権を握る、ということを徐々にわかってくれたらいいかなと思っていま す。
躾、という観点から見たら甘いのでしょうが、無理をしても私もしんどいので、自分たちの生活に支障のないように、ということを重きに考えようと思 います。


ママさん、Yちゃん、貴重な体験を掲載させて頂きありがとうございます。
一人でも、どなたかのご参考になれば幸いです。

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posted by 犬のしつけと飼い方 at 03:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩・リードトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お散歩の意義とリード練習・解説

お散歩は犬にとって大きな意味のある時間です。

“排泄の為に1日2回は連れて行ってあげなきゃ”という捉え方だけではとても不十分で、犬との関係がうまく行かないことが多くあります。

お散歩の意義とは、
・お散歩は犬の排泄をさせたり運動をさせたりストレスを発散する時間ではなく、飼い主さんと歩く時間。
・飼い主さん主導で、飼い主さんの健康のために、犬が付き添う時間。
・犬に質の良い運動をさせてあげるために、ニオイを嗅ぎ引っ張り回るなどストレスのかかる行動を抑制し、集中力を高める時間。
・コマンドを与えたり状態を維持したり、苦手なモノや興奮の対象を練習材料に、犬の精神を鍛える時間。
・飼い主さんと犬が共に目的を持って一緒に行動し、絆を深めたり確かめ合う時間。

そして出来ればお散歩の合間に、犬の運動能力を発揮させるような課題にチャレンジしたり、興奮の度合いを高めて一緒に遊んであげる時間を作ってあげることが出来れば一層充実した時間になります。

以前の記事『犬の運動量とストレスの関係』、『犬の運動量とストレスの関係〜補足
でも説明したことがありますが、お散歩はその質を高めるよう、お互いの関係を築くよう、きちんと目的をもつことが大切です。

具体的にはやはり、犬を興味や興奮の向くままに勝手に行動させないよう、飼い主さんの横で落ち着いて歩くことが理想です。
犬は飼い主さんと一緒に他ごとを一切考えず、頭の中を出来るだけ空っぽにして単純に歩いたり走ったりするだけの時間を作ると、頭の中がリフレッシュ出来て体も適度に疲れ、心身共にすっきりします。

躾の基本事項でよく『リーダーウォーク』というトレーニングを耳にしますが、恐らくこれが質の良い運動の為のトレーニングですね。
最も、私の考えでは、オヤツで釣ってばかりのウォーキングや、見栄えに拘って引っ張りを止めさせるばかりの方法は質の良い運動とは言えないですが。。。

私の方でも引っ張り癖の改善やリーダーシップ改善の方法を幾つか書いてきましたが、それらをお読み頂いてもまだ改善出来ないという方には、まず基本に戻って、初歩の段階からトレーニングを見直す必要があります。

まず基本は、以前書いた、『リーダーシップ改善トレーニング その1』〜『その5』を、出来るだけ内容に忠実に練習して頂くことです。

実践してみてもワンちゃんが思うように動いてくれないという場合は、まず首輪の形状や装着の位置を見直してみて下さい。

首輪の位置が出来るだけ耳の付け根辺りに来るよう、飼い主さんのすぐそばで真上か斜め上に向かってリードを引き上げるようにショックを与えます。
犬の耳の付け根辺りのラインに適度な圧迫を与えると、前へ出ようとする行動を抑制させる効果があります。
あまりグイグイと引っ張り合ってショックを与えると息苦しく苦痛を感じたり、引っ張りに対抗しようと更に引っ張ることがあります。
正しい位置にショックを与えれば軽い力で犬に注意を与えることが出来ます。

我が家のワンコの場合です↓
目の前を野良ネコが走り抜けた直後、興奮気味に引っ張るので、首輪の位置を修正してショックを伝え、正しい歩き方をさせました。
これによりテンションが落ち着き、ネコへの興奮を鎮めることが出来ました。





次に、正しい装着位置で正しくショックを与えていても引っ張り続ける場合についてです。
こういったケースでは、ワンちゃんが飼い主さんの進路を予測し、先へと誘導しようという意識が強くなっていますので、何度も進路を変更して何処へ向かおうとしているのか、読まれないようにすることが大切です。

ワンちゃんが先へ行こうとしたら首輪にショックを入れながらクルッと向きを変えて付いてこさせます。

下の動画は初めて歩行練習した、引っ張り癖のあるワンちゃんです。
私がしつこく向きを変え、徹底した態度を示し、付いて来させています。



気を付けたいのは、いくらワンちゃんに引っ張られてもイライラせず、淡々と接することです。
常にハンドラー(リードを持っている人)は前を向きに、慣れるまでは足早に、スタスタと堂々と歩きます。

ワンちゃんばかり見ずに、両肩を進行方向に向け、目線だけでワンちゃんの動きを確認します。
ワンちゃんが先読みして進路を決めようとしたのを、こちらが更に先読みし、、止まったり向きを変えたり、走ったり、予測不能な動きをします。
この最中、ハンドラーは楽しく明るい気持ちでいることが大切です。

犬を叱ったり言うことを聞かせようというよりは、気付くまで何度も教えようという気持ちです。

ハンドラーが苛立ったり犬にばかり目線を送り向き合うような恰好では、犬が圧迫感を感じてハンドラーの傍に居ることが不快になってしまいます。

お散歩を怖がって歩きたがらないワンちゃんや、突然何かに怯えて縮こまってしまったワンちゃんも、このような首輪の装着位置とリードの仕方で克服させることが出来ます。


この2点を忘れず、段階に合わせて練習してみて下さい。

慣れて来るとワンちゃんは他ごとに気を取られず、前を向いてハアハアと息をしながら、緊張の解れた良い集中力を身に着けることが出来ます。
もちろん、飼い主さんにとっても安定的な有酸素運動がとれ、お互いが健康になれる・・という効果も期待出来ますよ。

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posted by 犬のしつけと飼い方 at 02:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩・リードトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

執筆者:Kanako Jo IMG_3752.jpg
愛知県にて犬の躾方・接し方コーチングと、 Work Shop の運営をしています。
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