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犬のしつけ/食事のしつけ

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2010年02月17日

    食欲の管理としつけ(痩せ犬編)その2

    前回の解説から随分間が空いてしまいました。申し訳ありません。。

    さて、食欲のないワンちゃんに味ではなく楽しんで食べさせるしつけをしましょうとお話しました。
    始めは美味しい好物ベスト3を喜んで食べさせればOKでしたね。

    3番目の好物を3日くらい大喜びで食べてくれたら、本来食べさせたいドライフードを、大好物の3番目と1:1の割合で混ぜながら食べさせていきます。
    食事中は今までと同様に、飼い主さんが傍で褒める言葉を掛けながら、ワンちゃんのテンションを上げていきます。

    完食できればベストですが、仮にドライフードを残してしまっても決して叱ってはいけません。
    ワンちゃんがフードを食べるのをやめて5分ほど様子をみても再度食べようとする素振りがみられなければ、無理に食べさせる必要はありません。

    完食してもしなくても、食器はワンちゃんに届かない、見えない場所に片付けて下さい。
    (残ったフードは捨てましょう)

    1回目の食事と10時間〜12時間の間隔を空けて2回目のフードを与えます。
    子犬の場合は1日の分量を3〜4回に分けて与えて下さい。

    1回目にフードを残したワンちゃんは、食べきれた分量くらいを与え、できるだけ残さない量までフードを減らして下さい。
    3番目の好物と1:1のまま、食器気に盛られたフードを完食できるよう、褒めながら食べさせます。

    完食できるワンちゃんは2日目から徐々にドライフードの割合を増やして行き、好物を入れなくても食べられるようにしていきましょう。

    フードの量を減らせば完食できるワンちゃんは、適正給餌量か、便の状態が緩くならない程度まで量を増やせるよう、食欲を見ながらフードを増やしていきます。
    好物との割合は変えず、まずは適量を食べられる体を作り上げたいです。
    1ヶ月ほど続ければ満腹の容量が安定しますので、それから徐々にドライフードの割合を増やして行って下さい。


    ポイントは、
    フードを残しても叱ったり、もっと食べなさいと強要しないこと。
    残さない給餌量を見極め、完食させてしっかり褒めること。
    置き餌は絶対しないこと。
    空腹の時間を作る為、食事の間隔をしっかり空けること。
    テンションを上げるようしっかり褒め、尻尾を振りながら食べる癖をつけること。

    です。
    ほかには、食事を連想させるアイテムや声掛けを増やすことも食欲を誘うコツです。
    例えば「ゴハンよ〜〜るんるん」と声を掛けてからフードの準備をしたり、
    フードの準備をしている様子を間近でワンちゃんに見せたり、
    ドライフードを食器に盛る時の「カラカラ」という音を聞かせたり、
    ドライフードの袋をシャカシャカと振って食事の合図を送ったり・・・

    食器を見るだけでヨダレが出るような条件反射を作るよう、おやつも食器に入れて与える方法も良いです。
    (おやつは大好物の3番目程度のものにしましょう。また、単なるおやつとしてではなくできるだけしつけのご褒美として与えて下さい)

    ワンちゃんは習慣付けができればそれが日常になり、食べずには居られなくなります。

    食欲の出ない夏が来るまでにしっかり適量を食べる習慣を付けてしまいたいですね。

    もし、適正給餌量の3分の1も食べない状態が3日以上続いた場合は、大好物の2番目や1番目を与える方法から再度やり直して下さい。
    特に便の状態や出方が安定しないワンちゃんは、体に異常がないか獣医さんでしっかり診て頂くことをオススメします。







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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 20:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬のしつけ/食事のしつけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    2010年01月21日

    食事中に触れても犬が怒らなくなる練習 その3

    食事中に触ってもワンちゃんが怒ったり噛みついたりさせないようにする練習の最後の段階 『その3』です。
    今回は普段のフードよりもワンちゃんにとってより執着心の強い、大好物のガムやおもちゃなどを独占している最中に取り上げさせる練習です。
    『その1』 『その2』 よりも難度は高いですが、段階をしっかり踏んでから練習すればうまく行く確率もかなり高くなります。

    とりあえず動画でご覧下さい。


    うちの犬の場合、大好物の馬アキレスを使って練習しています。

    今までと同様に必ず固定用のリードと操作用の予備リードを準備してから練習して下さい。
    犬の大好物への執着心は予想外に強い場合があり、取り上げようとすれば飼い主さんでも威嚇されたり噛まれたりすることがありますので、十分注意しながら練習して下さい。


    まず、大好物を取り上げた時に与えるおいしいおやつを片方の手の中に準備しておきます。
    次に、大好物を与え、ワンちゃんに存分に独占させてあげます。

    ワンちゃんが夢中になっている最中に体を撫で、唸ったり威嚇してこないか確認します。
    *もし威嚇してきたら、『その1』の練習の時と同様に威嚇行為がなくなるまで体を触られることに慣れさせて下さい。
      ワンちゃんが威嚇行為を完全に止めるまでは次の段階に進まないようにして下さい。

    大好物に夢中になっていても特に触られることに抵抗を感じていないようであれば、ワンちゃんが咥えている大好物にも触れてみて下さい。

    威嚇行動がなければそのままワンちゃんの口から大好物を取り出します。
    この時、「ちょうだい」や「アウト」などの、口の中の物を解放させる時に使う指示の言葉をかけながら、多少嫌がったり唸ったりしても確実に取り出してください。
    固定用リードが届かない位置まで引っ張るようにして取り上げても結構です。

    取り上げたらすぐにご褒美のおいしいおやつを与え、しっかり褒めます。

    落ち着かせる為に「スワレ」をさせ、また大好物を与えます。

    これらを根気よく何度も繰り返し練習し、ワンちゃんから大好物を取り上げても決して怒らないようにします。

    ワンちゃんに対し、大好物は取り上げられることが当たり前、取られても言うことを聞けば必ずまた与えてくれるという信頼感を持たせます。

    練習がうまく行けばリードのショックなしに、解放の指示だけで言うことをきくようになり、万が一の拾い食いを止めさせたりすることも簡単にできます。

    また、ガムなどを与えながらブラッシングや爪切りの練習をし、お手入れに対するマイナスイメージを持たせないよう応用することもできます。

    犬同士でおもちゃの取り合いが勃発しても・・・飼い主さんの一喝ですぐにケンカを止めるでしょう。
    これは叱られる恐怖のみから従うのではなく、「イケナイ!」や「アウト!」などの言葉に対し、次にまた褒めてもらえる・良いことがあるというプラスの連想から指示に従うという癖付けです。

    しっかり練習できればワンちゃんとの生活がより安心安全になり、更に強い信頼関係が生まれることでしょうかわいい

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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 23:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬のしつけ/食事のしつけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    食事中に触っても犬が怒らなくなる練習 その2

    前回 『その1』 の続きです。

    ワンちゃんが普段の食事中に飼い主さんに撫でたり触ったりされても全く怒らず、特に気にしていない様子だったり逆に嬉しそうに尻尾を振ったりするようになったら、次は食事を中断させたり取り上げたりする練習です。

    これは飼い主さんや同居のワンちゃんなどが食事に割り込んだり邪魔してきても攻撃心を起こさなくするための練習です。

    日頃食欲の無いワンちゃんは、多少テンションが上がって食欲が増す効果も期待できます。
    (食事を取り上げられると食欲が無くなってしまうワンちゃんには餌を取り上げる練習はしないで下さいたらーっ(汗)

    前回と同様に、ワンちゃんの態度や行動が100%把握できるようになるまでは必ずリードを2本準備して練習して下さい。
    練習中の飼い主さんが噛まれてはせっかくの躾のつもりが、ワンちゃんに攻撃の経験を持たせるものになってしまいます。

    まずは食事を中断させる練習です。
    ワンちゃんに食事を半分くらい食べさせた時点で、「スワレ」の指示を出し、ほぼ同時に予備リードを引き上げて食器から口を放させ、必ずオスワリの姿勢をとらせます。
    座った瞬間に褒めながら、ご褒美のおやつを与えます。

    その後直にまた「ヨシ!」と指示をだして食事をさせます。

    ワンちゃんに対し、食事を中断させられても必ずまた食べさせてくれることを理解させることが目的です。

    数回練習して要領が伝わってきたら、次は「スワレ」と指示しながら食器ごと餌を取り上げてスワレをさせます。
    もし唸ったりしたら予備リードで首輪を引いてショックを入れながら「イケナイ」と叱り、必ず座らせます。
    座ったら褒めてすぐに食器を下ろして餌を与えてください。

    餌を取り上げてもできるだけ早くまた与えてあげます。

    何回か繰り返し練習するうちに、ワンちゃんは飼い主さんの指示を聞けば必ず食事を返してもらえることを理解します。

    食器を取り上げても唸ったり怒る様子が見られなくなったら、餌を食べている最中に「スワレ」と指示を出し、食事を中断して座らせます。

    1度の指示で言うことを聞かない場合は直に予備リードでショックを入れ、「イケナイ!スワレ」と再度指示を出して座らせます。

    できたらすぐに「ヨシ」と言って食事を許可してしっかり褒めてあげて下さい。

    ここまで必ず一言で指示に従うまで、根気よく何度も練習します。

    参考動画はこちらをクリック左斜め下
    犬の食事のしつけ 2

    1日で全てできなくても、数週間かけるつもりで焦らずに練習して下さい。
    叱ったりして教え込むより、犬が理解するまで同じ指示を繰り返し出し、必ず従わせることが大切です。


    クリアできたらいよいよ最後は『その3』の、大好物のおもちゃやガムなど夢中になっている物を取り上げる練習です。
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬のしつけ/食事のしつけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    食事中に触れても犬が怒らなくなる練習 その1

    今日は食事中の犬に近付いたり触ったり、できれば食べ物を取り上げたりしても犬が怒らないようにする躾の方法をお話します。

    「食事中くらい独りでのんびりさせてあげればいいのに・・・」とお考えの方は無理に練習する必要はありません。
    また、食事中に触っても全く怒らないワンちゃんはぜひ『その2』、『その3』へと進めて下さい。

    ワンちゃんが食事中にご家族やお子様が近付いて噛みつかれる危険や、同居犬やお友達の犬同士で食べ物やおもちゃの取り合いのケンカが起きない様(ケンカしても飼い主さんが直に止められるよう)、必要だと思われる方は是非練習して下さい。

    全ての練習は基本的なオスワリやマテ、イケナイなどの指示が効く状態(指示を効く犬)で行います。

    まずは普段の餌の時間に、ワンちゃんの体を隈なく触る練習です。

    P1020191.JPG   *モデルは我が家のアイリです。飼い始めた当初は既に成犬で、食事中に触ると唸ることが時々ありました。


    練習の際にワンちゃんが攻撃的に噛みつく可能性がありますので、上の写真のようにリードを柱などに結び、飼い主さんは絶対に飛び掛ったり噛まれたりしない位置で練習に臨んでくださいexclamation

    また、制御しやすいように予備リードを繋いで手元に持っておきます。
    上の写真の場合、黒いリードは固定で繋いであるリード、赤いリードは手元で操作するための予備リードです。

    準備ができたら練習開始です。

     『その1』ではワンちゃんが餌を食べている最中に体を触る練習です。
      初めはワンちゃんの下半身を触るようにし、唸ったり威嚇する様子があれば手を当てるだけにして慣れるまで何度も練習します。
      触っても怒る様子が無ければ徐々に顔の近くまで撫でるようにします。
     
      最終的には飼い主さんが食事中のワンちゃんの口の周りを触っても、食器の中のフードを触っても、一切気にしなくなるまで焦らず時間をかけて練習して下さい。
      
      この段階では食事中に体を触っても絶対に餌を取り上げたりしません。
      ワンちゃんに、食事中に体を触られても何の危害も被らないことを理解させます。
      
      そして、食事が終わったらワンちゃんを撫でるのをやめ、直にその場を離れてください。
      食事中しか飼い主さんに優しく触ってもらえない状態が何日か続けば、ワンちゃんにとっては絶対に餌を取られたくないとは思いつつも飼い主さんが傍で撫でてくれる時間がとても楽しく感じられるようになります。




    動画の場合、下半身を触り始めてからその流れで顔や口回りまで触っていますが、1日で全てできなくても問題ありません。
    ワンちゃんが怒らない部位まで、優しくゆっくり撫でてあげるだけで徐々に信頼してくれるようになります。

    餌に対する占有欲が強いワンちゃんは、全身を触っても怒らなくなるまで1ヶ月くらいかかるかも知れませんが、唸ったり威嚇されても絶対に触る行為を止めず、ワンちゃんを怒らせない範囲でのんびりと進めて下さい。

    もしワンちゃんが食事中に飼い主さんが近付くだけで威嚇してくる場合は、餌を与えたらその場で座ったまま、じっと見ている状態から初めて下さい。

    飼い主さんが傍でじっとしているだけで、一切触ったりしない状態に慣らし、徐々に体に触れる練習へと進めて下さい。
    あまりにも危険を感じた場合は無理に練習せず、躾のトレーナーなどに相談してみて下さいね。
    とにかく間違っても飼い主さんが噛まれることだけは避けて下さいあせあせ(飛び散る汗)

    ここまでクリアできたワンちゃんは練習『その2』へ進みます。
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 17:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬のしつけ/食事のしつけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    2009年10月12日

    食欲の管理としつけ(痩せ犬編)

    これから寒い冬に向かうというのに、食が細くて中々太れないというご相談を頂きました耳

    本当に食が細い犬は、食べることを楽しむ気持ちがありませんバッド(下向き矢印)
    食べることが負担になっているのです。

    ◆手で与えないと食べてくれない。
    ◆置き餌をしていれば知らない間に少量食べている。
    ◆美味しいレトルトフードや缶詰なら食べてくれる。

    などなど悩みは様々ですが、体に何か特別な原因が無い限り、犬には毎日安定してフードを食べさせるしつけをすることも必要です。

    何故なら食欲のバラつきによって病気の早期発見に繋がることもあるからです。
    いつも安定した食欲がある犬なら、環境の変化などストレス以外に、突然食欲が落ちた場合は、すぐに獣医さんで診てもらう必要があります。

    私の知り合いで、「特に問題ないですよ」と言われても別の獣医さんに見せ、検査の結果重篤な胃腸の病気が見付かったケースもありますがく〜(落胆した顔)

    愛犬の異常を早く気付いてあげるには、『元気』 『食欲』 『排便・排尿』 の3大要素をしっかり観察することが一番です。
    その為にはできるだけ毎日『健康』である状態を維持し、それを基準にするべきです。
    健康はつい当たり前になってしまい勝ちですが、犬は喋れないだけでなく、驚くほど我慢強い面を持っています。完全に管理するには非常に難しい生き物です。

    食が細く食欲が安定しないワンちゃんは、まずは本来の食欲を出させ健康な姿を維持できるよう、飼い主さんの努力が必要です。


    季節によって食欲の具合は違いますが、大体1年を通して愛犬がどのような食欲を見せてくれるか把握しておくことは飼い主さんの役割としてとても重要です。

    というわけで、体重が理想体重に達しておらず、もっと体重増加が必要で、食欲があまり無いワンちゃんをしっかり食べさせるための対処法をご説明します。

    食べさせるためには犬の『条件反射』という能力を利用します。

    食べる癖ができてしまえば、犬は食べずには居られなくなる・・という理論ですが、これを構築することは中々大変です。

    まず、犬の好みをしっかり観察し、3番目くらいまで大好物を見つけておきます。
    一番好きな食べ物を少し与え、食べたらしっかり褒めます。
    好きなものを食べてしかも飼い主さんに褒めてもらえて、犬のテンションはどんどん上がります。

    食べるという行為に対しプラスイメージを徐々に植え込んで行きまするんるん
    慣れてきたら2番目に好きな食べ物を食べさせ、今まで異常に褒めます。
    食べることを「美味しい」「マズイ」ではなく、「楽しい」と思わせることが大切です。

    続けて3番目の好物でも同様に褒めながら与えます。
    この練習の間は、通常のドッグフードをあまり食べなくてもかまいません。
    通常のフードの量の3分の2くらいの量までで結構ですので、大好物ばかり与えます。
    犬に「食べなさい」というプレッシャーを与えず、喜んでくれるものを与え褒めることを繰り返すことexclamation

    3日くらいは連続して練習しましょう。続きは次の項でお話します。
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 11:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬のしつけ/食事のしつけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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