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遊びの教え方

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2012年02月06日

    噛ませたおもちゃの引渡しの練習


    おもちゃを使った遊びは犬を興奮させエネルギーの発散にとても有効です。

    ですが犬がおもちゃを銜えたらなかなか取り上げることができなかったり、手を出すと威嚇するようでは困りますね。

    犬社会では、欲しいものを得られるまで、上位者を優先させ待つことはよくありますが、子育て期を除いては一旦保持したものを他に譲り渡す行為は通常はあまりありません。

    どちらかと言えば物や食べ物を奪い合って上位を示そうとする遊びが自然です。

    愛犬と遊ぶ場合はこれらの性質を上手く利用して、飼い主さんが上位者だと伝えながら、楽しいおもちゃを一時的に占有するための条件を明示し、従順に引き渡す練習をすることが出来ます。

    犬が一度銜えたものを引き渡させるときのコマンドは、
    『出せ』、『離して』、『アウト』、『リリース』などが一般的ですが、飼い主さんの馴染みやすい言葉で結構です。

    *この練習は幼犬期の甘噛みやジャレなどの執着が激しいときや、占有欲から攻撃にまで転じてしまうほど問題の大きな犬に行うのは専門家の指導を直接受けられることをお勧めします。


    具体的なポイントや方法は動画をご紹介してご説明します。
    今回ご説明するモデルのワンちゃんは、色々なおもちゃを沢山噛んで遊んだ経験のある生後7ヶ月の子犬です。

    おもちゃを飼い主さんに渡すルールは教えたことがありませんが、楽しいおもちゃを幾つも沢山与えられ、過度の執着が無い比較的対処の簡単なワンちゃんです。

    下の動画は、おもちゃ遊びと引渡しの練習を繰り返し教えている時のものです。
    今回は『ちょうだい』という言葉でコマンドを入れました。

    まず、人の両手で握って隠せるくらいの大きさのおもちゃを犬の目の前で振って興味を引き、本能に任せて噛み付かせます。

    最初は犬がおもちゃを噛みそうになった瞬間に、「ちょうだい」と声を掛けながらおもちゃを振るのをやめ、手の平で包み込んで隠します。
    犬がおもちゃ欲しさに手の匂いを嗅ぎまわりますが、困惑しながらも諦めた瞬間に褒めてまたおもちゃを振って誘います。

    徐々におもちゃを歯で噛ませて、興奮し過ぎる前に動きを止めて「ちょうだい」と声を掛けます。
    動きを止めたままおもちゃを手の中に握り込むように、犬の口に銜えている部分まで少し強引に手を入れて完全に出させます。

    おもちゃを手の平で隠す時は、おもちゃを引っ張ったり腕を引っ込めたり後ろに隠したり、落ち着きなく手や腕、体を動かさず、犬の目の前でピタッと静止させるようにして下さい。
    おもちゃを引っ張ったり手を引っ込めたり後ろに隠そうとすると、犬は奪われる≠ニいう緊張が強くなり、ムキになりやすいです。
    出来るだけ冷静に、手の平から出すまでは単に目の前にあって貰えない状態を作り出すことがポイントです。




    動画の後半では、モデルのワンちゃんが『ちょうだい』という言葉とともに私の手の中におもちゃが隠れてしまうと、すぐに引き下がってフセの姿勢をとるようになりました。

    これは興奮を鎮めて待とうという気持ちの表れで、私が求めていた理想の心理状態です。

    こうなるまでに時間がかかる犬も沢山います。
    貰えないと吠えたり、興奮して動き回ったり、他のおもちゃを求めて立ち去ってしまう場合もあります。
    出来るだけ他のおもちゃは見えないように隠し、どれだけ犬が吠えたり興奮しても冷静にじっと待つ根気が必要です。

    犬が吠えるのをやめたり諦めた瞬間を見逃さず、落ち着いた瞬間に楽しそうにおもちゃを見せて再度誘ってあげることを繰り返しましょう。

    おもちゃは奪い合う物ではなく、飼い主の占有物であり、遊びの主導権は飼い主が握っているという前提で、『ちょうだい』と言われたら噛むのをやめて待つという行動を教えたいです。

    この練習は後にボール遊びや持って来い遊び、その他噛んではイケナイ物を引き渡させる時などにも応用出来ます。

    飼い主が共に楽しみたいという共通の意思を持っているのだと伝われば、ゲーム感覚でちょうだい遊びを何度も楽しめるようになります。





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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 23:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 遊びの教え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    遊びの注意点と適合性

    犬とコミュニケーションを取るには、一緒に遊ぶことが何よりの近道です。

    ですが多くの遊びには危険な落とし穴が沢山あり、良かれと思ってやっていたことが犬を攻撃的にしてしまったり、信頼を失うような行為を繰り返してしまうことが多々あります。

    「遊びは大切」と言いつつも、実際は本格的に対応を知って練習する必要があります。


    遊ぶ時間とは実は飼い主さんとの関係を築く時間であり、人と接するルールを教える時間であり、忍耐力や服従心、自尊心を身に付けさせる絶好の機会です。

    遊んでいれば一通り服従訓練が出来ると考えるトレーナーもいるほど。。
    それだけ重要で成果が大きく、瞬時の判断と的確な対応が必要です。

    一方で、何気ない小さなことから始められ、どんどんステップアップ出来、愛犬と共に楽しめるのも遊びの魅力です。


    「遊びの教え方」のカテゴリでは、愛犬と楽しく遊びながら正しい関係を築くためのポイントをご紹介していきます。


    まず、愛犬とどんな遊びをするのかを考える時、大切なのは犬種の特質や運動機能を十分配慮することです。

    腰を痛めたすい犬種(ダックス、ビーグル)に激しいジャンプや落下の衝撃を与え続けることは危険ですし、
    捕獲・狩猟犬の血を引く犬種に鳴り物のおもちゃを独占させたり追いかけさせるのも、本能を剥き出しにさせてしまうので危険です。

    関節の悪い犬には激しい運動ではなく嗅ぎ分けや吠えでの受け応えの遊びを教えたり、心臓に負担のかからない方法を選ぶ必要のある犬もいます。

    愛犬に負担をかけない方法や、家庭犬として不向きな本能を引き伸ばし過ぎない方法を選ぶことをお勧めします。


    次に気を付けるべき点は、愛犬の性格や問題行動を配慮して遊びを選ぶことです。

    体力をもてあましたり興奮しやすい犬には忍耐力を必要とする遊び、知能の高い犬には時に単純で体力を使う遊び、執着心の強い犬には別の発散を促す遊び、などなど適した方法を選ぶことで、愛犬の短所と長所を上手くコントロールしてくことが出来ます。

    愛犬と遊ぶ時は、愛犬が好きな事を愛犬任せで進めてはいけません。

    適した方法と段階を選び、ルールを決め、飼い主さんの対応出来る範囲内で楽しむのです。


    今後はこのカテゴリの中で、愛犬との遊び方の例をポイントや適合性を挙げながらご紹介していきたいと思います。



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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 15:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 遊びの教え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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