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トレーニングの種類の区別 その3

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2014年08月09日

    トレーニングの種類の区別 その3

    犬の躾・問題改善トレーニングにおいては、
    利用している原理とその作用、目的とする状態・あるいは訓練後の仕上がりの状態に大きな違いがあります。

    報酬を与え意欲を引き出して目的達成を図る場合は、
    淡々と条件付けに徹することが大切で、
    オーバーな褒めの態度やリーダーシップは必要ありません。

    これは、クリッカーや犬笛を用いたトレーニングがその代表例です。

    強い陽性の条件に対し、別の条件である音≠重ねていくだけで、
    行動の誘導と達成感を与えてあげることができます。

    牧羊犬や狩猟犬の仕事ぶりを思い出すと、
    徹底した条件付けによって犬の能力が人の望むように発揮できることがよくわかります。

    広大な土地を人のために全力で動き回る彼らは、
    人が放つ特定の条件に支配され反応して行動しているのですが、
    その反応は使役犬が持つ特定の本能・欲求とマッチしているので、
    働く彼らにとっても大きな満足に繋がるのです。


    が・・・

    特に大きな使命も役割も与えられない家庭犬の場合、
    犬は特定の条件にのみ反応するよう訓練を積んでも、
    他に大きな発散に繋がる要因があれば集中力も低下して誘惑との闘いになります。

    仮に、お手≠竍おかわり≠ネどの芸を仕込む程度の条件付けであればさほど問題なく教え、そのコマンドを確実なものに出来ると思うのですが、

    家庭での生活は芸ばかりでは成り立ちません。

    来客に吠えてはいけないよ、
    おトイレはここだけだよ、
    食卓に前足をかけてはダメだよ、
    ゴミ箱をあさってはダメだよ、
    コンセントはかじってはダメだよ、
    ・・・・・・・・・・・・・・

    言いだしたら尽きないくらい、
    家庭内での規律というものを条件付けだけで教えるのは大変です。

    それが家庭の外へ出た場合、
    もっともっと多くの守るべき規律が溢れていますね。

    芸で教えられないこと=条件付けには適さない躾
    (つまり社会性の教育)
    と考え、
    条件付けに適さない躾には、報酬(おやつ、ご褒美、おもちゃ、褒めること)を用いる必要はありません。

    犬は気づき、理解し、認識を得て、尊重し、節度を弁えることのできる、
    群れ社会における学習能力のある動物です。

    彼らは何を求め学習するのか・・・
    それは、単に、
    群れの一員である、人≠ニコミュニケーションを図りたいのです。

    通じ合っている喜びを感じたいのです。

    ダメと言われようが、よくできたねと言われようが、
    通じ合っているときこそ最高に満足を得られるんです。


    というわけで、規律を教えたい時は、
    躾よう!!お利口にしよう!!というニュアンスを少し変えて、
    読み取って伝えよう、それを楽しもうと、考えていくことをおすすめします。

    教えるということで、コミュニケーションが密になり、
    絆が深まります。
    犬と人とを繋げるものは、報酬や条件ではなくなります。
    単純に、仲良くなりたい・うまく暮らしていきたいというお互いの欲求の一致です。

    この積み重ねが信頼関係というものです。










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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 13:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | コマンドと服従のトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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