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トレーニングの種類の区別 その2

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2014年07月09日

    トレーニングの種類の区別 その2

    前回の記事の続きです。

    前回の記事で私が取り上げたような、
    リーダーシップの発揮とオヤツでの誘導や褒めは意味が違っているというお話ですが、
    今の練習内容で他に問題のない方はあまり深刻に考えず、今の方針で行ってください。

    うまく行っているケースまでわざわざ修正する必要はありません。

    うまく行かなくて行き詰まった方は、何かのヒントになるかもしれないので、ご参考にしてみてくださいね。


    まず、犬の躾や訓練に於いて、主に利用される原理とは、
    @犬の社会性を利用した服従本能の刺激と操作
    A食欲を利用した行動の条件付け
    B求喜欲求や運動欲求を利用した行動の条件付け
    C犬の予測や学習の能力

    があります。

    これらによって本来のもの以上に刺激され成長するものは、

    運動能力、生理的機能の抑制と誘発、達成の追求、執着心、自尊心、

    などです。

    未知数なのは、愛情の満足≠ナす。
    *また別のページで解説します。

    *全て私の持論でしかありません(-。-;
     悪しからずご了承下さいませ。


    条件反射行動と言えば、有名な『パブロフの犬』の原理ですが、
    この原理を遡れば、
    パブロフはベルを鳴らしてから餌を与える・・を繰り返し、
    終にはベルを鳴らし、餌を与えなくても、餌を見せなくても、
    犬がヨダレを垂らした・・というものです。

    食事の際に出る分泌液が、食事ではない条件にも反応して出るようになったということですね。
    条件と反復行動によって生理現象も引き起こせるわけです。


    犬の訓練に使われるA、Bの原理は、
    オペラント条件付け(操作性条件付け)という原理を利用しています。

    パブロフの原理(古典的条件付け)よりも更に、学習や行動に重点を置いた原理で、
    報酬の強化によって行動意欲を引き出し、
    反復練習(訓練)によって目的の達成率を高めるものです。

    A、Bの原理を正しく利用するためには、犬の社会性・・すなわち群れ社会でのコミュニケーション能力を刺激する必要はなく、
    逆に言えば社会性を無視した上で、
    反復練習のみをしっかりおこなうことが大切です。

    指導者として注意すべきことは、
    条件の内容(報酬の強化、罰因子の強化)や、学習させたい行動の誘導方法、達成のポイントとタイミングについてです。
    この見極めや計画が的確で、テクニックが上手であること。

    この反復練習中、犬にはできる限り目的と条件と達成の関係に集中させなければいけないので、
    犬の服従心やコミュニケーション能力は極力眠らせたまま・・・
    目的達成に対し執着心をしっかり引き出すことに専念すべきです。

    そこに指導者が威張った態度や上位者としてのプレッシャーを織り交ぜると、
    犬はスムーズに学習できなくなります。

    また、学習をうまく進めてくれる相手であればあるほど、
    犬は即座に反応して的確に目的達成していきます。
    飼い主でなくても関係ないのです。

    達成を味わう楽しみを繰り返し与える相手であれば、強く反応(喜んだり懐いたり)します。

    更に、褒める≠ニいうことが報酬として認識されていない犬には、
    いくら褒めてもそれは精神的プレッシャー・ストレスにしかならないので、
    褒め方の操作で犬に学習させることは難しい場合があります。

    報酬にオヤツを使うのであれば、オヤツの内容やタイミングの研究・検証をしっかりおこない、
    無用な褒めや態度は使わない方が良いでしょう。

    最終的にはオヤツなどの報酬を無くしたい・・という目的があるならば、
    オペラント条件付けからは外れてしまうので、
    (何故ならオペラント式は、あくまで報酬の強化による学習行動の強化ですから・・.)

    パブロフの原理のように、
    生理現象を引き起こす程の徹底した反復行動を行うしかありません。

    ジャンプしたらオヤツ・・
    という課題だったら、
    オヤツを準備する → ジャンプと声掛け → ジャンプさせる → オヤツ+褒める

    という手順を、

    ジャンプの声掛けだけでオヤツを連想し、ジャンプしてしまう →
    褒められるだけでオヤツの満足を得る。

    という効果をもたらす理論です。


    一見難しいというか、無理のある理論ですね。
    でも、条件反射行動を作るということは、訓練あるのみ!です。


    長くなってしまいましたが、
    ここで私が一番言いたいのは、
    冒頭に戻って、、、

    A、とBの原理に於いて、
    @の原理は利用しないこと・・ということです。

    つまり、条件反射を作り上げる躾方法であれば、
    予測能力を伸ばし条件を省いて行く訓練に徹底すべきで、

    上下関係や服従心の刺激や教育とは別の次元にあるものです。


    犬の群れ社会で、上位者は群れの犬に、
    細かい芸を仕込んだりはしません。
    犬として生きるための鉄則や、他者との関わり方を教えるのです。


    どんな原理を使って躾けるにしても、
    犬は経験を通して自分に自信を付け、チャレンジして生きていきます。

    ですが、方向性を決めたら、
    あれこれ方法を変えたりごちゃまぜににしないことと、
    その原理を理解して深く掘り下げ、集中しておこなうことが大切です。


    報酬を与えつつ、リーダーシップをとろうという努力は・・
    犬に混乱を与え学習に難題ぶつける躾方法だと、

    今までの経験で私は懸念しています。

    お心辺りのある方は次の項も是非ご参考にしてくださいね。













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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 02:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | コマンドと服従のトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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