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目標ではなく成果と考えるべし

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2014年01月28日

    目標ではなく成果と考えるべし

    愛犬との信頼関係に自信が持てない飼い主さんの多くは、
    意外にも、、、犬に嫌われないこと、犬に好かれること、犬の嫌がること、喜ぶこと・・・などなど、
    色々ご自身で勉強を重ね、意識的に取り組んでいらっしゃる方が多いです。

    それだけ細かい読み取りを気にかけることが出来る・・とうことなのかもしれませんが、
    犬はどうすれば飼い主さんを信頼してくれるのか、

    深く悩み行き詰ってしまうケースがよくあります。


    では、逆に、そこまで悩んでいる飼い主さんに、
    愛犬のことをどこまで信頼していますか?とお尋ねすると、

    「多分、リードが放れてしまったら呼んでも戻ってこないですね」

    「危ないものを口にしてしまったら、いくら叱っても離さずに飲み込んでしまいます」

    「一番世話をしているのは私なのに、娘がいる時は全くこちらに寄り付きません・・」


    などなど、
    心の底から信頼出来る状態ではないことが多いです。

    信頼を得たいという思いが強い一方で、
    愛犬を信頼出来ていないという、もどかしい関係。

    信頼関係とはお互いが信頼し合うということですから、一方から強く押し付けてもなかなかうまく成り立ちません。


    なので、まず愛犬を信頼出来るようになるまでは、こちらを信頼させようとは思わないで、
    地道に取り組みましょう・・・とお伝えし、そこから徐々に心の距離を詰めていきます。

    地道に・・・というのは要するに繰り返しの練習や、日頃の接し方を気をつけコツコツ取り組み続けることです。

    例えば、
    オイデ・・と呼び寄せる練習のコツをつかみ、家の中で何気ない時に何度も繰り返します。
    「うちの敷地内なら呼び戻しは完璧!」となり、条件付きで愛犬を信頼出来るようになります。

    あとは条件の範囲を広げ、最終的には条件に左右されずコマンドに従う状況を目標にします。
    かなり地道な練習になりますが、苦労すれば達成したときの信頼度は確かなものになるでしょう。


    しかし、地道な方法が全てではありません。

    犬は信頼していないから言うことをきかないのではなく、仮に初めて会った相手でも敵意を感じない限り、
    相応の態度を感じたらある程度従います。

    また、根深い問題を抱えていない限り、
    犬は本来、コマンドの徹底や服従訓練などに取り組まなくても、
    割と早期に家族や相手を信頼出来るようになるものです。

    単純に、危害を加えない相手であれば、また、餌と水さえ与えてくれれば大部分で信頼するものです。


    もし気になるようなら、信頼を遠ざけるような行動や、挑戦を刺激するような行動が、飼い主の側から知らず知らずのうちに起きてしまっていないか振り返ってみると良いでしょう。

    例えば、
    犬にとっては不自然な態度や苦手な態度で指示を強要したり、
    (・・・例えば面と向かってオイデ〜と騒々しく呼びかけるなど)

    犬の悪い主張を見過ごしていたり、受け入れてしまったり、やめさせようとしながら中途半端で終わってしまったりという行動です。

    曖昧な態度をとってしまうのは、犬に嫌われたくない・・、犬を追い詰めたくない・・、どこまで正すべきかわからない・・という理由が多いです。


    信頼関係をつくる上で明確にしたいのは、

    信頼されるということと、
    好かれるということ、
    嫌われるということ、
    依存されるということ・・・の違いです。

    大好きな相手というのは主張や要求を投げかけたい相手であり、信頼≠ニ完全一致のイコールではありません。

    嫌いな相手とは遠ざけたい相手であり、挑戦を投げかけたい相手ではありません。
                             *挑戦というのは、言うことをきかないというのも含まれます。

    依存されるということは信頼とは逆の、支配性を伴った要求を投げかけられていることです。


    そして、犬は真に屈服して従順になれたとき、深い信頼を感じることができます。
    *屈服というのは痛みや恐怖によるものではありません。愛情と根気のある的確な態応により心が変化することです。



    信頼関係を大きな目標にすると何かとややこしくなってしまうので、
    まずは愛犬の可能性を信じて目の前の課題に淡々と取り組む態度を示し続けることが大切です。

    信頼とは結果的に得られるものですので、

    もっとわかりやすい課題がたくさん転がっていることに気づき、日々取り組み続ければ、
    いつの間にか愛犬との心の距離がぐっと縮まっていると感じられるようになるでしょう。



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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 02:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 愛犬との信頼関係について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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