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『同情するなら○○○をくれ!』?

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2013年11月01日

    『同情するなら○○○をくれ!』?

    一時流行りましたね。。
    家なき子で。
    『同情するなら金をくれ!』

    情けは無用。
    そんことより物質的な対価を要求する節ですね。


    人は、特に日本人は情が厚く人の気持ちを察したり汲み取ったりすることが得意です。


    人間の子育てに於いては、
    子供が悩んだり困ったことがあればまず、共感してあげることが大切だと言われています。

    同情するのではなく、共感。

    同情と共感は似ているようできちんと区別して使い分ける必要があるそうですね。

    気持ちを察して配慮したり哀れんだりするのが、同情。
    相手とは違う立ち位置から、思いやったりいたわったり、気持ちを理解した上で物事を考えることです。


    そんな気持ちだったんだねと、理解してあげるのが共感。
    励ますでもなく、否定したり肯定したり意見を添えるでもなく、ただ、その気持ちをともに味わったり、受け止めてあげること。



    では、犬と接するとき、
    犬の気持ちがわからないとき、
    犬が困難な状況にいるとき、
    犬が大はしゃぎしているとき、

    犬の気持ちを汲み取って同情したり共感したりすると、どんな影響があるのでしょうか。


    犬は気持ちを理解してもらうことよりも、
    どうあるべきかを示してもらいたい動物です。


    痛みに苦しんでいる犬に、「痛いんだね、かわいそうに、頑張って、」と、同情して励ましてしまうと、
    犬にとっては自分の感覚に対し、痛みなどのダメージがあることが決定付けられてしまい、その状況・念から抜け出せなくなってしまいます。

    治ったはずの、痛くもない足をいつまでもかばって歩いてしまったり、
    発作のような嗚咽を起こしたり、
    弱点を抱えてしまうことによって弱さを隠そうと、威嚇行動がエスカレートしたり、

    困難な状況や興奮したテンションで決定付けられた感覚はなかなか抜けません。


    犬のためを思うなら、例えば苦痛を伴う状況にいる場合、
    「あなたは大丈夫、必ず回復する!」と強く良い結果を信じ、今の弱さを認めないような態度をとってあげるべきです。

    困惑していたら、
    「私みたいに堂々としていなさい、何も恐れることはない!あなたはもっとしっかりしてるはず!」と、
    あるべき姿をイメージしてあげるべきです。

    興奮した態度で甘えてきたら、
    「そんな騒がしいあなたには向き合えない、ちょっと落ち着きなさい」と諭したり。


    落ち着いて共に正しい気持ちで物事に臨んでいるときや、リラックスしているときこそ、共感して、
    そんなあなたが一番大好きなんだよと、大正解を決定付けてあげるべきです。

    本来あるべき心理や姿に正すようなイメージで、
    過剰に感情移入しないように接しなければいけません。



    さて、犬との接し方に於いては、表題の
    『同情するなら○○○をくれ!』

    の、○○○・・・には何が当てはまるでしょうか。


    正解は、
    上位、上の立場、あなたの支配権、・・・などなどです。

    犬の世界では、同情や共感といったフォローの仕方は優しさとは違い、強さを示せないような弱者のすることとみなされてしまいます。

    弱者を傍におくということは犬が自ら上位に立って家族をコントロールする必要に迫られることです。

    弱さを感じ取って家族を守ろうと、一見愛情表現のような行動をとる犬もいます。
    しかし、以後はその犬がさらなる責任を負い、家族を守らなければというプレッシャーを抱えることになります。


    同情するなら上位をくれって、そこまでストレートな要求ではないのですが、
    その対価は、求めるというよりは、本能的に感じ取って強いられてしまうものです。


    犬を飼い始めるとき、
    特に小さな子犬や、保護した犬や、行き場のない犬の里親になるとき、問題行動の躾に取り組むときなど、
    少しでも慈悲の心、か弱さを汲み取る心があると、飼い主が犬に安心を与えられる存在ではなくなってしまう可能性があります。

    今後、犬の躾や、飼育放棄犬の救済活動が正しく広まっていくには、
    このような気持ちの面でのポイントを理解して取り組んでくださると一層活動が実を結ぶでしょう。

    救済活動に関わる場合は特に、犬の命を助けたなら、心身も救ってあげなければ。

    同情や共感によって弱さを認めてしまわず、理想を掲げ、本来のあなたはそうじゃないよと、
    しっかり伝えて正しい精神状態へと導いてあげると、比較的スムーズに正しい行動をとれるようになります。
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 03:11 | Comment(4) | TrackBack(0) | 犬の飼い方/Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    こんばんは(*^^*)

    最近の記事は、犬の飼い主にとって核になるであろう
    お話ばかりですね。でも、平松さんのお話を理解し、
    そこに実感を伴うには、相応の困難や問題を乗り越え、
    良くも悪くも結果が出てからでないと無理かもしれませんね。

    やり直すにも、もはや私の脳みそが付いていけません(笑)


    Posted by ヒサエ at 2013年11月03日 22:09
    ヒサエさま

    そうですね、、
    何のこと?とお感じになる方から、原点に戻ってやり直すきっかけを感じられる方から、様々だと思います。

    分かっていても出来ないこともありますし、実践して失敗したり成功したりでないと理解出来ないこともありますね。

    ただ、これからは犬の救済活動も出来るような情報を紹介していきたいと強く思うようになりまして、、

    予備的にでもいいですし、何かのときに思い出して頂けるなど、僅かながら役に立てればと思います。

    克服できなかったとしても、苦労した経験は無駄にはなりませんからね、

    ヒサエさんの場合は、脳みそでなく心で、軽く捉えておいてくださいね。
    Posted by 管理人 at 2013年11月09日 21:48
    勉強になりました。
    Posted by ぬー at 2013年11月12日 10:02
    ぬーさま

    ありがとうございます。お役に立てて頂けるようでしたら幸いですm(_ _)m
    Posted by 管理人 at 2013年11月12日 11:19
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