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イタズラ噛みや執着心を持たせない方法 その5

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2012年05月06日

    イタズラ噛みや執着心を持たせない方法 その5

    前回の続きです。

    ティッシュを噛んで持ち去ったり食べてしまったり、取り上げようとすると威嚇して抵抗するケンシロウ君と、飼い主さんの練習の様子を例にご説明します。
    必ず 『その1』〜『その4』までをお読み頂き、ご理解頂いたうえで進めて下さい。

    練習の手順と実際の例を交えながら解説しますので、最後に動画でご確認下さい。


    まずティッシュを噛めない程度に手で握り、噛みたいのに噛めない状況を作ります。

    最初ケンシロウ君はティッシュを噛めない状況に興奮していましたが、ティッシュを捕獲することを諦めるまでは握ったティッシュをじっと持って待ちます。

    犬の視線が強くティッシュを狙っている状態だったり、興奮して吠えたりジャレたりしているうちはじっとおさまるのを待ちましょう。
    むやみにティッシュを持っている手を動かさず、出来れば犬にも届く位置でじっとさせていると捕獲欲を刺激しにくいです。

    焦って声をかけず、時間がかかっても良いので堂々とした態度でじっと待ち続けることが大切です。

    動画ではケンシロウ君がしつこく飼い主さんに飛び付き、ティッシュを奪おうと興奮しています。
    飼い主さんの膝に乗ったり前足をかける行動が多かったのと、飼い主さんの体の軸が曲がって弱い姿勢になってきてしまったので、飼い主さんには立ち膝の姿勢になって頂きました。

    忘れてはいけないのは、このような状況で犬が挑んでいるのはティッシュではなく、飼い主さんに根気強さを示そうとしていることです。
    どんな争いに持ち込んで根気を示し、目標物を取り返そうか・・と挑んでいます。

    こういう時こそ堂々と体の重心を意識して、動じない態度を示し、コチラの方が根気があるのだと伝えるチャンスです。


    ケンシロウ君は飛びついてなかなか距離をとろうとしないので、飼い主さんにはケンシロウ君が悪い行動をした時に軽く手で押して、イケナイと叱って伝えるようにしていただきました。

    悪い行動というのは、ティッシュに執着して接近戦に挑んで来ることです。

    叱り方は、『イケナイ』や『ダメ』といったコマンドと同時に、ティッシュから距離を取らせるよう犬の体を軽く押して、犬の体勢を崩します。
    ティッシュを持っている手はじっと維持したまま、もう片方の手や足などで押して叱りを伝えます。
    手を使って押す場合は、押した時にすぐ手を引っ込めず、理想の距離で維持します。

    これ以上近寄ってはダメと伝えたいです。


    また、犬を叩いたりグィっと押すのではなく、弾くように、タッチするようにポンと押して下さい。
    グイグイ押してしまうと犬の攻撃心を刺激してしまいます。反撃させないよう、適切な距離まで押して距離をとらせて下さい。

    力んで向かってきた犬が、思わずよろけて力が抜けてしまうような押し方がベストです。


    このように態度で示し続けていると、ケンシロウ君が他に目をやったり諦めて座る瞬間があったので、再度飼い主さんには正座の状態に姿勢を戻して頂きました。

    その後、ケンシロウ君が飛び付きや興奮を見せることなくじっと諦めモードで座っていたので、飼い主さんの掌のティッシュを見せ、所有者は飼い主さんだと改めて伝えます。
    この時何も褒めなくても結構ですが、犬が視線を逸らして遠慮しているような態度であれば軽く声で褒めて頂いても結構です。
    犬を再び興奮させてしまわないような褒め方にして下さいね。

    ケンシロウ君は落ち着いて弁えていたので、そのままティッシュを床に置いてもらいました。
    すぐ届く位置にティッシュがあるにも関わらず、ケンシロウ君は床にティッシュが置かれた瞬間飛び退いて飼い主さんの後ろに回り込みました。

    これこそティッシュと飼い主さんに尊重と示した行動です。

    近くにあるとついガブッとやりたくなる衝動を抑え、「手出しはしないよ!」と態度で示した感じです。

    ここまでの様子を動画でご覧下さい。



    ティッシュから退くケンシロウ君の行動は、後後に拾い食いやイタズラの際「ダメ!」のコマンドで必ず思い出させたい大切な学習の行動です。
    これを導き出すことがトレーニングです。

    犬の興奮の状態や諦めの態度をきちんと見極め、何より飼い主さんの態度に気を付けながら、段階を踏んで練習して下さい。

    次の記事では、ティッシュなど執着物を実際にイタズラされてしまった時の対処を解説します。
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 17:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬の飼い方/Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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