rss
title&discription

信頼とご褒美の愛情を伝える方法

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
サイト内検索

人気記事


    2011年11月22日

    信頼とご褒美の愛情を伝える方法

    人間は手の感覚や運動能力が発達していて器用に使える動物なので、手が自由に使える人は、手で済ませられる要件は手を最大限利用します。

    犬に対しても同様に、叱ったり褒めたり、信頼して欲しいなど感情や意図を伝える手段として、手を通して伝えようとします。

    しかしあまりに手を使い過ぎると、犬同士のコミュニケーションに於いてはあり得ない感覚まで押し付けてしまうことさえあります。
    犬にとって不自然で過剰なコミュニケーションは、不快感やストレスを与え、発散させたり反発して伝えようと問題行動として表れることがあります。

    人から過剰な接触によるコミュニケーションを受け続けると、犬は触れられることによって不信感や警戒心を抱くようになります。

    愛犬と信頼を築きたかったはずが、いつの間にかどんどん距離が出来てしまったと悩む飼い主さんも少なくありません。

    例えば信頼を得たい時は、触れるよりもまずこちらの正しい態度を見せることから始めます。
    愛犬を直視せず、触ろうと追い詰めたり捕まえたりもせず、無関心で居てあげることが一番です。

    犬が知りたいのは、まずは“敵なのか、敵ではないのか”という二者択一です。

    無関心な態度は敵意が無いことを伝え、徐々に犬の興味を引くことが出来ます。
    興味や好奇心、甘えたいという感情を引き出すことが出来たらようやく触れることが出来ます。

    触れることが出来るようになっても愛犬から抵抗や緊張・興奮を感じる場合は、急激で過度なコミュニケーションになっていないか見直すべきです。

    例えば褒めてあげたいとき、「いい子ね、お利口ね」という感情を早くダイレクトに伝えたいあまり、多くの方は犬の頭や体を撫でようとします。
    可愛いから、愛情を伝えたいから・・・という気持ちを、手を用いて撫でることによって表現しようとする人も沢山います。

    親犬が子犬の悪い行動を正した時、あるいは教育熱心な犬が他の犬の悪い態度を正した時、「それでいいんだよ」と伝える際にはいちいちその犬に触れたりはしません。
    “撫でる”というご褒美は人間特有のもので、犬のコミュニケーションには通常無い行為です。

    犬同士の場合は、視線を逸らしてこれ以上干渉しないよと、穏やかにその場で伏せたりラックスの姿勢をとったり、その場を立ち去ったり、相手の緊張を解いてあげることが、“ご褒美”というか、“正解”を示すコミュニケーションです。
    正しいことを知らされれば注意された犬もそれ以上の見返りを求めません。

    犬が知りたいのは、家庭内や社会でどう立ち居振る舞って行けば良いかです。犬として自尊心を持つことを望んでいるのです。

    その点を理解すると、愛犬とのコミュニケーションの取り方がいかにシンプルで無駄な力の要らないことかが見えてきます。

    私が犬に躾をする最も大きな目的は、犬に愛情を伝えたいからです。
    落ち着いて居て欲しいとか、コマンドを利かせたいという目的よりも、まずは愛情を伝える動機が欲しいからです。


    私がいくら文章で表現しようと努めてもなかなかうまく表せないことの一つに、「褒める」という感情の持ち方があります。

    飼い主さんと一緒に目の前で愛犬の行動を正し、理想の状態にたどり着いた瞬間、飼い主さんと一緒に心の底から『嬉しい!』『やった!』『そう伝えたかったの!』という、喜びと達成感を味わうことがありますが、その時必ず、
    「今の感情を忘れないで下さいね、これが褒めるという感情です。」
    とご説明します。

    教えたかったことが出来た時、撫でたりオヤツを与えるのではなく、心の底から湧き起こる喜びと達成感を、愛犬と共有することが出来れば十分“褒める”というコミュニケーションが図れるからです。

    この感覚を一度でも味わったことのある人は、徐々に感情の持ち方を明確に掴めるようになって来ます。

    声に出さなくても、手を動かして愛犬に触れなくても、愛犬と10メートルも離れていても、確実にご褒美の愛情が愛犬に伝わることを実感できると、犬を飼って通じ合っているという楽しさを日々味わうことが出来るようになります。

    褒めたい時だけでなく、日頃愛犬に愛情を持って触れようとしてもうまく触ることが出来なかったり、一緒に居ても愛犬が喜んでいるように見えないと感じる方は、コミュニケーションの方法をもう一度原点から見直してみると良いでしょう。

    愛犬が求めていることは、飼い主さんが考えている方法と一致しているとは限りません。
    触れるべき時もありますが、間違ったタイミングで体に触れようとしても愛情は伝わりません。

    一度適切な距離を置いて、興奮や緊張を増長させない状況で愛情を伝えることからやり直してみましょう。
    以前の記事、『正しい愛情の注ぎ方・ケージ編』でも具体的な方法を説明していますので参考にしてみて下さい。
    (*『正しい愛情の注ぎ方・ケージ編』では、撫でて愛情を注ぐこと書いてありますが、褒める感情を持つだけでも十分コミュニケーションがとれます)

    ↓ペットブログランキングに参加しております↓
    人気ブログランキングへ
    posted by 犬のしつけと飼い方 at 01:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 愛犬との信頼関係について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    コメントを書く
    お名前: [必須入力]

    メールアドレス:

    ホームページアドレス:

    コメント: [必須入力]

    認証コード: [必須入力]


    ※画像の中の文字を半角で入力してください。
    ※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

    この記事へのトラックバック
    個別のメッセージなどはこちらまで → メールメールフォーム
    << 2014年12月 >>
      1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31      
    最近の記事
    カテゴリ
    最近のコメント
    ファン
    Home
    ×

    この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。