rss
title&discription

ダルメシアン

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
サイト内検索

人気記事


    2009年08月31日

    ダルメシアン

    画像 003.jpg画像 002.jpg

    写真は生後5ヶ月のダルメシアンの子犬です。
    私が勤めていたショップで売られていたワンコです。

    父犬は外産のイギリスチャンピオンで、とても血統が良いですぴかぴか(新しい)

    親犬が『外産』と言って、アメリカやオーストラリア、イギリス、ドイツなど海外で生まれた犬の場合、日本国内出生の犬よりは価値が高く、更に海外でチャンピオン歴があれば子犬の価値も一層上がります。

    通常ダルメシアンの相場は15万円前後ですが、このワンコは血統が良くて30万円で売られていました。

    価格が高い割には歯の噛み合わせが悪く、アンダーショットと言って下あごが上あごより3mmほど出ていたり、何と言っても無愛想なので全くお客さんから声がかからないワンコでした・・・。

    この子、、お店で小さな展示ケージに3ヶ月以上入ったままでしたので、前脚や足裏のパッドが発達異常を起こして変形してきたので、上司に頼んでリハビリ治療をするため我が家に1ヶ月連れて帰りました。

    毎日うちの犬と遊んで走り回り、家族に可愛がられ、普通に生活しているうちに足は正常に戻り、無事買い手が決まって巣立って行きましたかわいい


    ダルメシアンはディズニー映画の101匹ワンちゃんで有名になりましたが、飼うには十分な知識と病気の備えが必要な犬種です。

    もともとは猟犬・牧畜犬・護衛犬など様々な役割を果たしてきた犬ですが、使役犬として定着したのは馬車の伴走犬という仕事です。

    神経質な動物である馬ととても相性が良く、ダルメシアンが馬車を囲んで走ることで馬も安心して仕事をこなせたそうです。
    ダルメシアンの特異な能力が明らかになり、アメリカでは消火用の馬車の先導犬として、緊急時の道を確保し周りに警戒を促す役割まで任せたそうです。

    馬車に代わって車が普及し始め、ダルメシアンの活躍の場は殆ど無くなってしまいましたが、今でもアメリカではダルメシアンが消防署のマスコットになっています。

    これらのルーツを考えると、ダルメシアンは知能も身体能力も非常に高い犬と言えます。
    芸や訓練を仕込めばどんどん覚えますが、ただ家庭犬として飼うだけでは能力をもてあまして問題行動が大きくなります。

    無駄吠え、噛み付き、引っ張り癖、三拍子そろったダルメシアンのトラブルはよく耳にします。
    体重は成犬で20kg前後ありますので、問題を修正するのは一苦労します。

    できるだけ子犬のうちからしつけや色々な芸を覚えさせると、飼い主さんとのコミュニケーションを楽しむこの上ないパートナーになってくれることでしょう。
    特に動くものに付いて走ることが好きなので、自転車などで一緒に走るととても良い運動になります。
    ダルメシアンならではの運動欲求を生かす飼い方をすれば、精神的に落ち着いた犬になりあまりしつけに苦労することも無いでしょう。

    そして一番気がかりなのはダルメシアンの先天性失陥や体質です。
    ダルメシアンの30%近くは聴覚障害を持っています。

    私が見てきたダルメシアンの子犬では、厳しい検査をして店に入荷したはずなのに、半数近くが難聴でした。
    耳が聞こえていないとしつけの仕方を根本から変えなければなりません。言葉による号令はできません。
    また、難聴の犬は恐怖心から噛み付きを起こしやすいです。

    リードのショックや嗅覚・視覚を使うトレーニングをしっかり行い、あまり恐怖心を持たせない飼い方や接し方が必要です。

    他にも、ダルメシアンは体質上、尿路結石という病気を起こしやすいです。
    日頃から定期健診を受けたり、排尿の様子や尿の内容に異常がないかチェックすることが大切です。
    キラキラと光る小さな異物が出ている場合は結石の可能性もあります。
    オレンジ色の尿は血が混ざっている可能性があります。
    尿の異常が見られたら即座に病院にかからなければいけません。

    これらの失陥は、いくら繁殖に細心の注意を払っても、確率の問題で必ず失陥を持った子犬が産まれてしまいます。
    犬種の特質として受け入れざるを得ないでしょう。

    色々申し上げましたが、ダルメシアンは何かと飼うには注意が必要な犬種なので、展示販売されるべきでは無いと個人的には思ってしまいます。
    いくら良血の子犬でも、繁殖にはリスクが高いのでなかなか買い手がいません。
    せっかく健康体でも、売れ残ると運動不足などから発達異常を起こして2次的な障害を残してしまいます。

    可愛さだけの押し売りをしない、正しい知識を持ったブリーダーさんの元でしっかり親犬と子犬を見て買うべき犬種だと思います。
    (決して難聴のダルメシアンを避けるという意味ではありません。飼い主さんが接し方を学べばきちんと飼えます。)

    今ではダルメシアンのブリーダーさんは減ってしまいましたが、細く長く、大切に受け継がれて欲しい犬種です次項有








    ↓ペットブログランキングに参加しております↓
    人気ブログランキングへ
    posted by 犬のしつけと飼い方 at 12:03 | Comment(7) | TrackBack(0) | 犬の種類・性格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    私も1ヶ月後ぐらいにダルメシアン飼う予定です!!
    詳しく知ろうと思いこのブログを読みましたっ!!
    読んだらもっと楽しみになりましたぁ〜
    Posted by ♪ at 2011年10月24日 21:42
    ♪さま
    楽しみですね。
    ダルメシアンは最初は白っぽい子犬でも、成長とともに斑がたくさん出てきます。
    成長に合わせてさまざまな変化を見られることでしょうね。
    良いワンコと巡り合えると良いですね。
    Posted by 管理人 at 2011年10月25日 12:12
    ダルメシアンをかって4年になりますがとても、かわいいですよ うちのダルは絶対人にかまないですし、ほかの犬にも何もしません。しつけしてないですが、もともとおとなしい性格だったようですね。とても家族の一員だと人間だと思っているようです。
    Posted by そら at 2011年11月15日 10:31
    そらさま
    コメントありがとうございます。
    とても良い子なんですね。
    何もしつけしなくても良い子・・というのは色々と要因があったと思いますが、ご家族と信頼関係がきちんと築けたからでしょうね。

    私にとっても思い出深いダルメシアンが何匹かいて、またいつか必ず飼いたい犬種です。
    本当に魅力的な犬ですよね!
    Posted by 管理人 at 2011年11月19日 17:48
    1ヶ月後くらいにダルが来る予定です♪
    とっても楽しみになってきたんですが、
    いろいろパソコンで調べてみると、
    性格が荒い(?)というか
    元気すぎるというか、
    初めて飼う犬にしては大変そうですよね?

    飼う事について、
    なにか注意したりすることはありませんか?
    Posted by 初心者 at 2011年11月28日 19:42
    初心者さま

    コメントありがとうございます。
    あまり良い情報が無くても、悪いイメージを持ったまま接していかないように、まずはしっかり可愛がってあげることが一番です。

    健康面では1歳くらいまでは獣医さんで毎月1回・検診を受けて行って下さいね。

    よろしければこのブログの、『子犬の飼い方と躾』という記事カテゴリをご参考にして下さい。
    初めてでも何も問題はないですよ。
    大変なことはあっても、充実した日々になることと思います◎
    Posted by 管理人R at 2011年12月01日 17:50
    ダルパピ3ヶ月弱が居ます。
    初めてのダルメシアンなのでトレーニングのタイミングなど色々教えて頂きたいと思います。
    Posted by ひとみ at 2015年07月15日 13:36
    コメントを書く
    お名前: [必須入力]

    メールアドレス:

    ホームページアドレス:

    コメント: [必須入力]

    認証コード: [必須入力]


    ※画像の中の文字を半角で入力してください。
    ※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

    この記事へのトラックバック
    個別のメッセージなどはこちらまで → メールメールフォーム
    << 2014年12月 >>
      1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31      
    最近の記事
    カテゴリ
    最近のコメント
    ファン
    Home
    ×

    この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。