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現場からの犬のしつけと飼い方ブログ

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2014年12月31日

    たくましく心理的な満足を

    愛犬の幸せについての考え方は、飼い主さんそれぞれです。

    一般的に理想なのは、

    毎日、安全で美味しい食事、
    暑すぎず、寒すぎず、心地よい環境、
    安心出来る住まいで、
    外敵の心配もなく、
    たくさん運動して平和に楽しく・・・

    それらを信頼し疑いない生活

    お留守番をさせる時も、
    必ず帰ってくるという安心を与えるというニュアンスで、
    分離不安の対応を考える人も多くいます。

    つまり、安心を与えるという方向で愛犬の幸せを信じ、皆様頑張って取り組まれます。


    私は長年犬たちと暮らしてきて、
    その方向に疑問を持って、ずっと自問自答してきました。

    犬が求める幸せの究極は、安心なのか?
    その安心は生涯を通じて、心身の健康に繋がるのか?

    「大丈夫だよ」と・・安心を訴えてその場は収められたとしても、
    別の場で更に乱れるということが多かったからです。



    例えば犬が安心しているとき、
    それはきっと不安が解消され満足しているときですね。

    満足というのは、物理的に、条件的に満たされきった状態のことでもあります。

    物理的というのは、美味しい食事、安全なテリトリー、大好きな飼い主。
    条件的というのは、お腹が空いたときや決まった時間、そばに居る相手や、あるいは何かおねだり行為をうまく表現できたとき・・など。

    これらから得られる満足は、繰り返し得られ続けることで安心と幸せにつながるでしょう。


    そう考えると、
    犬を幸せにできる飼い主さんは限られてきます。
    毎日犬のために時間を費やすくらいの。
    犬に満足を与え続けることが人として自身の幸せだと断言できる方は、ふさわしい飼い主さんですね。


    私はそういった方へのアドバイスは何もありません。
    そんな飼い主さんがたくさんいたら、日本の犬たちも平和でしょう。

    ですが、人間社会でそうも言っていられない人も多いはずです。
    私もその一人ですので、
    犬が欲している、もうひとつの方向に向かって、満足を与え幸せにしてあげることに取り組んでいます。

    それは、犬に自信を与える・・という満足です。

    物理的でも条件的でもなく、心理的満足です。

    給餌の約束されない状況で、空腹に耐え食にありついたとき、
    初めての環境で取り乱さず乗り越えたとき、
    暑さ寒さで辛い状況でも心身機能をコントロールして過ごしているとき、

    犬はたくましく、自信を積み重ねていきます。
    それに導いてあげるのは飼い主さんです。
    可能性を教え、自信に気づかせ、悪い状態を指摘し修正する存在になることが、指導者や飼い主の努めです。

    そんな結びつきを、絆というのではないかなと思います。
    絆は、頼ってすがるものではありません。
    ただの繋がりです。
    でも、この上ない拠り所だと思います。


    ですから私は、お留守番の練習の際に、必ず帰ってくるからね〜〜なんて、
    そんな条件で落ち着かせようとは微塵も考えていません。
    「不安に陥るなんて許さない、あなたは乗り越えられる!」という前提で取り組みます。


    2014年も、自然災害だけ振り返っても厳しい現実が繰り返されました。
    他者に助けを求められない状況、
    個々が強く向き合わなければいけない状況、
    平和ボケしていては、乗り越えられないと考えさせられました。

    犬は本来、たくましく強い心身を持っています。
    私たちが見習えるくらい。

    様々な不安もストレスも、急な事態にも、
    自分を信じて乗り越えられる力をつけてあげたいと切に思って、
    来年からはもっと、ストレス活用型の対応についても取り上げて行きたいと思います。

    それが犬の本来の姿だと思うので・・
    私たちが是非傍に居て欲しい思う、生き物としての犬の姿を、もっと大切にできたらいいなと思います。


    本年もご愛読ありがとうございました。
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 19:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬の飼い方/Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    2014年12月04日

    犬の食物アレルギーに・・・【回転食】

    アレルギー性の皮膚炎を起こしている犬は、アレルギーの原因を突き止め、その成分を摂取しないように食事をとれば、
    アレルギーは起きない・・と、解説されることはよくあります。

    アレルゲンを避け、良好な状態を維持することが必要だと、
    あらゆるドッグフードの成分をチェックし適したものを買い求める飼い主さん、
    安全なものを見つけたら出来るだけ他のものは与えたくないと思うのも理解できます。

    残念なのは徹底したアレルゲンの除去にも関わらず、
    また別のアレルゲンに反応しアレルギー症状を起こしてしまう犬が多いことです。

    前はトウモロコシとビーフがダメだったのに、
    今はポテトとチキンもダメになったとか、
    肉類がダメだからサーモンライスを試してみたら、アスタキサンチンの成分もアレルゲンだったみたいだとか・・・

    アレルギーを起こさないものに拘ると、栄養のバランスが崩れるという状態にもなりかねません。

    私はアレルギーは治すべきものという考えなので、
    一生恐れて避けて生きるなんて納得できないと思っています。
    アレルギーを起こす犬は、皆一様に胃腸の働きや体質的な不調があります。
    胃腸の改善に取り組み消化吸収の良い適した栄養素を順次取り続ければ改善できるはず。


    そこまで根気よく取り組めない方は、
    アレルゲンを避けた食事を1〜2ヶ月与えたら、
    全く別のフード(アレルゲンを避けたもの)に替える・・という、【回転食】をおすすめします。

    回転食とは、アレルギー除去食療法に準じた予防療法のひとつで、
    同じ成分をとり続けることによって、新たな過剰反応(アレルギー反応)を生んでしまうことを避けるため、
    定期的に別の成分に切り替えることをいいます。

    免疫機能との関係など考えるともっと深い理由があるのですが、
    今回は簡潔に説明します。


    アレルギー症状を起こす犬は基本的に胃腸が弱い
    (アレルゲンだけ避けていれば良いという問題ではない)

    同じ食事をとり続けると栄養素や成分の偏りから、とり続けた成分に対し新たなアレルギー症状を起こしてしまう

    1ヶ月程度で食べきれる量の袋体のドッグフードにし、食べ終わったら別のフードに切り替える


    アレルギーにお悩みの方は、完治までいかなくても回避策として、
    回転食というものを少し意識してみてください。

    ドッグフードばかりに頼らず、
    毎日違うメニューの手作り食というのも良いですね。

    少々お腹を壊す日があっても、日々違う刺激があるのは健康面でも大切なことです。


    (アボ・ダーム シリーズから、リボルビングメニューというのも出ています。
     こういった対応もご参考にしてみてください。
     http://www.bi-petland.co.jp/product/18.html







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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 19:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬の飼い方/Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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