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現場からの犬のしつけと飼い方ブログ

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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2014年11月25日

プレゼントに飼う時の心構え

私が犬のカウンセリングの仕事をしてようやく8年になるのですが、
お子様に命の大切さ、責任感を学ばせたいから・・という動機で犬を飼われる方の対応をすることが時々あります。

それは、夏休みや、クリスマス、お正月前後に多いです。
何かイベントなどのきっかけにプレゼントとして犬を飼うということなのでしょう。
タイミングがあれば飼いたいという方も、子供にとっても、そういった機会があるのは良いことですね。

ですが、子供にとって、犬を飼うということは、
命に対する責任や大切さを学ぶ・・・までの壮大なテーマにつながるのでしょうか。

責任とか、命というのは、
犬の生涯を共にしてもなかなか、、学んで得られることでもないです。


犬をただ可愛いと思って、一緒に過ごすことに意義があるのですよ、と
私が対応する際はそこに目標を持って頂くようにしています。

動物の行動や本能を知って、その一部でも可愛いと思えるならば、
『可愛い〜〜〜〜!!』と思った瞬間に、
幸せホルモンが分泌されて心身にも良い効果があると思います。

生き物を飼う責任についての勉強と考えるならば、
(子供の年齢にもよりますが、親御さんの管理が必要な年齢であれば、)
親のわからないこと、親が進まないことを、
子供だけに経験させ学びなさいと言っても難しいのではと思います。

習い事と違って、教育者がいない状態を
責任感で頑張らせるのは、、
純粋で繊細な成長期の子供には負担になってしまうのではないかなと、、心配です。


今年の夏は私のWork Shopで少し親子と犬の触れ合いの取り組みもしました。

夏休みの自由研究や、職場体験などもお申し出があって、
私にとっても良い経験になったと思います。


それを踏まえますと、、
どうかどうか、犬のお世話は親御さんが中心に頑張るようにしてください。

親が戸惑いながらも一生懸命に1匹の生命と向き合って、
そして可愛がるところだけ、子供に体験させてあげれば良いです。

子供は飽きっぽいですし、気が進まないこと・嫌なことにはあまり行動できません。

ですが好奇心と感受性は大人より遥かに高いです。
次第に興味を上手に引けるなら、
子供が自然に懇願してくるでしょう。

お世話がしたいと(笑)

頼れる人がいるから、未知の部分にも取り組む意欲が出てくるんだと思います。


これからクリスマス商戦。

新しい家族として犬を迎え入れるなら、
買ってあげる人が飼う責任をしっかり考えてくださいね。
お世話は子供の仕事ではありません。

それは保護犬の里親になる場合も一緒です。
最初はどんな犬でも大変です。

子供が動物に触れ合う機会を、身を削って作るんだという覚悟で。。
きっと、相応の価値があることだと思います。
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posted by 犬のしつけと飼い方 at 22:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年11月17日

人気犬種の大量遺棄問題について

最近ニュースで頻繁に見かける、人気犬種の大量放置・遺棄問題。

繁殖業が立ち行かなくなった末に手放した無責任な業者の仕業ではと捜査が進んでいるようですが、
この問題については私は15年ほど前から深刻化するのではと懸念してきたことです。


皆様は、ショップやブリーダーのもとで販売されている子犬たちを目にしたとき、
様々な安心を求め、販売システムや保証についても気にかけたりしたことはありませんか。

私も多くの取材を重ねるうち、
『獣医師の健康診断済み』であったり、『○○カ月、○○年生命保障付き』であったり、
最近では血統以外の面でも様々な安心を訴えるセールスが当たり前になってきています。

では、その裏側を少し考えてみて下さい。

健康診断でひっかかった子犬は?
生命の保障をするには負担が大きくなりそうな子犬は?

そんな子犬たちはどうなるのでしょう。
そんな子犬を排出してきた繁殖犬、繁殖元は、どんな対応を受けるのでしょう。

その実態を一つ一つ確認したことはありませんが、
信頼を武器に商売を展開しようとする販売業者が、
厳しいチェック項目をクリアできない商品(子犬)を弾き返し、
そんな取引先(繁殖業者)を次々切り捨てていることは確かです。

そういった厳しい対応こそが、繁殖の質を上げるのだと信じている販売業者もいます。

しかし、それはあまりにも短絡的な考え方にすぎません。
繁殖の質を上げるということは、
ここでは説明しきれないほどの多くの課題と問題があります。

熱心な販売店から、一度でも先天性の病気を発症した子犬を出した(産んだ)親犬は二度と繁殖に使わないでくれと要望が来ると、
繁殖業者の元には利益を生まない個体が残るわけです。

それが何匹にも増えてくると、
また、買い取ってもらえなかった“商品価値の不完全”な個体が増えてくると、
・・・・・

考えたら恐ろしいですね。


私にとって、
子犬を売るということ、
子犬を買うということ、
どちらの立場でも不安があるのは、生き物の売買ですから、
100%の安心なんてあり得ないと思います。

機械でさえ、例えば新車でもそんな保証は出来ないはず。

完璧な価値を追求するよりも、
考えうる病気や、今わかっている症状や、それらが起きる原因や、
そういったたくさんの事情や対応を、
売る側も買う側も一緒に勉強することが大切で、

それは同時に、繁殖させる側に対しても、
その何倍も深く広い知識や適切な対応を促す努力が必要だと思います。

中心になって動くべきは、
販売する立場の者ではないでしょうか。

悪徳繁殖業者が、悪徳で終わってしまうか否か、
その終わらせ方も然り・・

「おたくで買った子犬、今こんな困った症状が起きています」
というのは、
クレームではなく、情報として、
適切に交換し検討され、対応していくことが出来なければ、
心ある生き物を取り扱う業界なのですから・・・

自己都合だけ押し付ける業界の風潮ではなかなか、
犬たちの命や生活は尊重されません。


売れるからと言って産めや増やせやとどんどん頭数が膨れ上がってしまった人気犬種の繁殖犬たち。
不適切な交配や過度な出産、粗悪な環境から、
“商品価値の完全な子犬”が産まれる確率は下がる一方です。

つまり、不要になる個体は、増える一方です。

この最悪なサイクルを断ち切るには、どこから手入れするべきでしょうか。

利益を生まない繁殖犬をリタイヤさせ里親を探すこと、
その対応によってあまり子犬が産まれなくなること、
その現象によって犬の販売業が減少すること、

私もこの業界で多くの方にお世話になってきたのですが、
そんなサイクルが出来ることを暗に願って、その一端で書かせて頂きました。

どんな策があるのか、今後も考え続けていく必要がありますね。






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posted by 犬のしつけと飼い方 at 03:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

執筆者:Kanako Jo IMG_3752.jpg
愛知県にて犬の躾方・接し方コーチングと、 Work Shop の運営をしています。
個別のメッセージなどはこちらまで → メールメールフォーム
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