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現場からの犬のしつけと飼い方ブログ

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2014年01月31日

    服従や信頼の誤解

    服従というキーワードに触れるのは少し気合がいるのですが、今回は敢えて、ご質問が多かったので取り上げようと思います。

    まず、愛犬を躾けるうえで必ずしも服従させなければいけないかというと、それは飼い主さんの考え方次第で良いのではと思います。

    しかし、どうしても直したい問題行動がある場合、解決のためには主従関係を築く必要が強くあるようでしたら、是非取り組むべきでしょう。


    そして前回取り上げた信頼関係について、
    犬に信頼させるために服従姿勢を取らせるという方法は的確なのかというご質問が多くありました。


    服従姿勢とは?とお尋ねすると多くの方が、マズルを自由自在にコントロールできるとか、仰向けにしてお腹をさらけ出したまま抵抗させないとか、
    犬にとって致命的な部位を支配することを服従≠ニいうように解釈されている方が多いようです。


    そのような服従の認識で・・・(仮説です)
    信頼関係のつくり方について『服従姿勢の強要』が的確なのかどうかと意見を求められたら、
    私はNO~~と答えます。

    的確とは申し上げられません。

    そもそも、服従姿勢の認識の段階から意義アリです。


    犬同士の遊びや窮地に陥ったときの服従行動を実際に見ている人なら誰でも、仰向けの服従姿勢を強要することで信頼を得るという方法に疑問を感じるのではないかと思います。


    小さい子犬のうちからお腹をさらけ出す練習を積んできた犬が、実際に飼い主さんにしっかり従い、他の犬とも正しいコミュニケーションがとれるのかどうかについても、他の要因の可能性も含まれますが犬として良い練習になるとは言えません。

    お腹を曝け出す本当の意味や正しい習性を見失い兼ねない、単に飼い主の満足ポイントを習得する練習になり兼ねない・・・

    そんな懸念から、私はお腹の曝け出し姿勢の強要には賛成出来ません。

    *満足ポイントとは・・・お腹を見せると良い子だと安心してしまう飼い主さんの心の反応のこと



    実際、本当の窮地に陥って急所を差し出すことは相当な恐怖と緊張を伴うことですし、
    逆に言えばその姿勢には恐怖と緊張が伴っていないといけないのです。

    降伏の最終表現を毎度毎度強要されると、その手段を失っていざという時に的確な降伏のサインが出せなくなることがあります。


    また、簡単にお腹を見せるようになった犬は、甘えの意味が強い学習行動をとっていることが多いので、あまり服従心もないままに軽々しくお腹を曝け出してしまいます。

    どちらにせよ、信頼を求めるには矛盾した心理状態にある格好なので、信頼関係作りには安易に強要しないようにしましょう。



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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 愛犬との信頼関係について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    2014年01月28日

    目標ではなく成果と考えるべし

    愛犬との信頼関係に自信が持てない飼い主さんの多くは、
    意外にも、、、犬に嫌われないこと、犬に好かれること、犬の嫌がること、喜ぶこと・・・などなど、
    色々ご自身で勉強を重ね、意識的に取り組んでいらっしゃる方が多いです。

    それだけ細かい読み取りを気にかけることが出来る・・とうことなのかもしれませんが、
    犬はどうすれば飼い主さんを信頼してくれるのか、

    深く悩み行き詰ってしまうケースがよくあります。


    では、逆に、そこまで悩んでいる飼い主さんに、
    愛犬のことをどこまで信頼していますか?とお尋ねすると、

    「多分、リードが放れてしまったら呼んでも戻ってこないですね」

    「危ないものを口にしてしまったら、いくら叱っても離さずに飲み込んでしまいます」

    「一番世話をしているのは私なのに、娘がいる時は全くこちらに寄り付きません・・」


    などなど、
    心の底から信頼出来る状態ではないことが多いです。

    信頼を得たいという思いが強い一方で、
    愛犬を信頼出来ていないという、もどかしい関係。

    信頼関係とはお互いが信頼し合うということですから、一方から強く押し付けてもなかなかうまく成り立ちません。


    なので、まず愛犬を信頼出来るようになるまでは、こちらを信頼させようとは思わないで、
    地道に取り組みましょう・・・とお伝えし、そこから徐々に心の距離を詰めていきます。

    地道に・・・というのは要するに繰り返しの練習や、日頃の接し方を気をつけコツコツ取り組み続けることです。

    例えば、
    オイデ・・と呼び寄せる練習のコツをつかみ、家の中で何気ない時に何度も繰り返します。
    「うちの敷地内なら呼び戻しは完璧!」となり、条件付きで愛犬を信頼出来るようになります。

    あとは条件の範囲を広げ、最終的には条件に左右されずコマンドに従う状況を目標にします。
    かなり地道な練習になりますが、苦労すれば達成したときの信頼度は確かなものになるでしょう。


    しかし、地道な方法が全てではありません。

    犬は信頼していないから言うことをきかないのではなく、仮に初めて会った相手でも敵意を感じない限り、
    相応の態度を感じたらある程度従います。

    また、根深い問題を抱えていない限り、
    犬は本来、コマンドの徹底や服従訓練などに取り組まなくても、
    割と早期に家族や相手を信頼出来るようになるものです。

    単純に、危害を加えない相手であれば、また、餌と水さえ与えてくれれば大部分で信頼するものです。


    もし気になるようなら、信頼を遠ざけるような行動や、挑戦を刺激するような行動が、飼い主の側から知らず知らずのうちに起きてしまっていないか振り返ってみると良いでしょう。

    例えば、
    犬にとっては不自然な態度や苦手な態度で指示を強要したり、
    (・・・例えば面と向かってオイデ〜と騒々しく呼びかけるなど)

    犬の悪い主張を見過ごしていたり、受け入れてしまったり、やめさせようとしながら中途半端で終わってしまったりという行動です。

    曖昧な態度をとってしまうのは、犬に嫌われたくない・・、犬を追い詰めたくない・・、どこまで正すべきかわからない・・という理由が多いです。


    信頼関係をつくる上で明確にしたいのは、

    信頼されるということと、
    好かれるということ、
    嫌われるということ、
    依存されるということ・・・の違いです。

    大好きな相手というのは主張や要求を投げかけたい相手であり、信頼≠ニ完全一致のイコールではありません。

    嫌いな相手とは遠ざけたい相手であり、挑戦を投げかけたい相手ではありません。
                             *挑戦というのは、言うことをきかないというのも含まれます。

    依存されるということは信頼とは逆の、支配性を伴った要求を投げかけられていることです。


    そして、犬は真に屈服して従順になれたとき、深い信頼を感じることができます。
    *屈服というのは痛みや恐怖によるものではありません。愛情と根気のある的確な態応により心が変化することです。



    信頼関係を大きな目標にすると何かとややこしくなってしまうので、
    まずは愛犬の可能性を信じて目の前の課題に淡々と取り組む態度を示し続けることが大切です。

    信頼とは結果的に得られるものですので、

    もっとわかりやすい課題がたくさん転がっていることに気づき、日々取り組み続ければ、
    いつの間にか愛犬との心の距離がぐっと縮まっていると感じられるようになるでしょう。



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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 02:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 愛犬との信頼関係について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    2014年01月08日

    わたくしの指針

    今年の私の指針、多くの人にお伝えしたいことをまとめました。



    犬は私たちより幼く、
    そして私たちより能力の高い、尊ぶべき動物です。

       


    犬は力≠意識する動物です。

    強さを感じる相手には自身を正し、命も生活も進んで委ねます。

    弱さを感じる相手・状況には、挑み、制して、主張したり従えようとします。


    犬の感じ取る強さ≠ニは、
    厳密に言えば声の大きさや、恐さ、威圧感ではありません。

    自身より『能力が高いと感じること』・・・です。

    実際の能力の高さではなく、
    感じさせることが大切です。


    犬が意識する能力≠ニは、

    先読みする力
    行動を見透かす力
    狙いを封じ込める力・・・です。


    力を感じる相手には強さを感じ、どの程度の力なのかを読み取ろうとするのが犬の習性です。



    犬を従えなければいけないとき、行動を制しなければいけないときは特に、
    叱るのではなく、こちらの強さを感じさせるのだと意識することが大切です。


    強さを伝えられない時は、犬自身に弱さ≠感じさせる方法もあります。

    犬が感じる自身の弱さとは、


    力が発揮できないこと・・・つまり、

    体のバランスを崩されること、踏ん張りが効かないこと、

    先読みされ、相手や状況を先読み出来ないこと、

    自信のある武器(部位の力)を封じられてしまうことです。



    弱さを感じることとは、自身の能力を思い知ることです。



    犬が自身の弱さを感じたり、

    相手の力に屈したり、

    成し得たかった状況を諦めたり

    能力の程度を認め、先読み出来ない状況にいるとき、


    警戒し身を守る責任から解放され、自身の体の疲れに気付きます。



    体の疲れに気付いたとき、
    カラダもココロも休まりたいと思うようになります。

    強さを求めるのは犬の生きがいでもありますが、

    一方で、相反する、

    従属出来る場で安定や安心を求める生きがいも持っています。




    犬を飼うということは、

    飼い主さんの生きがいと犬の生きがいを一致させること、それを目指すことだと思います。



    どんな生きがいを持たせて良いか、どんな幸せを与えてあげられるか、

    それを考え勉強し、共に切磋琢磨していくことが、
    犬と共に暮らして得られる苦労や喜びで、

    振り返れば私たちの掛け替えのない充実した時間となることでしょう。


    ですから、
    犬と暮らして、悩んで、笑って、怒って、がっかりしたりホッとしたり、繰り返しながらも頑張りましょう。



    以上、

    ご賛同頂ける内容がありましたら、
    是非今年もご愛読よろしくお願い致します。



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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    2014年01月02日

    2014年 ごあいさつ

    IMG_3992.jpg

    新年 明けましておめでとうございます
    昨年は、あまり更新できない状況にも関わらず、多くの方にご関心をお寄せ頂きました。

    今年はもっと、犬のコミュンケーション練習や社会化をしっかり取り上げ、不安を抱える飼い主様、ワンちゃんのお役に立てますよう努めてまいります。


    本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 03:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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