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現場からの犬のしつけと飼い方ブログ

接し方と飼い方でしつける!プロドッグコーチの実録と犬の基礎知識をご紹介します。
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    2013年06月28日

    集中≠ニ執着≠分けて考える

    犬と一緒に何かに取り組む時、気持ちが程よく集中して一体感を感じると、信頼し合っているんだとか、同じ楽しみを分かち合っているんだとか、とにかく楽しく充実した時間を味わうことができます。

    例えばお散歩の際に歩行の練習をするなら、飼い主さんに対して集中して歩けるようにと目標を持って取り組むことがよくあります。

    通常、飼い主さんに集中させるには、オヤツやボールなどのお気に入りのアイテムで惹きつけながら、目線を合わせるように歩く練習が一般的・・・ですよね。

    しかしながら、私は、あまり惹きつけながら歩いている姿を見ても、『集中してるな〜〜』とは感じられません。

    どちらかというと、『おー、執着してるな〜〜』 という印象を受けます。

    前回興奮のお話をしましたが、集中≠ニ執着≠、興奮状態を意識して区別するなら、
    集中≠ヘ落ち着いていて、執着≠ヘ興奮気味か興奮に陥っている状態だと捉えられます。

    飼い主さんを意識しながら、周りの状況を見つつ、声をかけられればすぐに目線を合わせ、進路もペースも飼い主さんに寄り添って歩ける歩行が、集中した良い歩行・・・と、私は思うんです。

    周りに犬や猫や、子供や自転車や、立ち話中のご近所さんが居ても吠えたりせず、飼い主さんの歩く方向へついて歩くだけです。
    吠えたり興奮したりしないのは、飼い主さんに褒められたいとかオヤツが欲しいなどの目的のためではなく、単純に吠える必要がないからです。

    吠えることさえ頭にないという感じです。
    警戒も威嚇も必要ない。だって飼い主さんと一緒にいるんだもん・・・と聞こえたら最高に嬉しいですね。


    一方、執着させながらの歩行は、愛犬が常に飼い主さんを見上げ目線を合わせながらの歩行姿になることが多いです。

    「オヤツ・・オヤツ・・・いつオヤツ??」といった執着は、周りの状況に対して他に興奮する対象さえ目に入らない、一見理想的な歩行にも見えますが、
    トレーニングの進め方を間違うと、飼い主さんがオヤツマシーンという存在になってしまうこともあります。

    飼い主さんが何を考えて何処へ行こうとしているかを読み取ろうとせず、「オヤツ!!」か、「ボール!!」という反応に囚われてしまう状態です。

    また、執着心が減ってきてもそのアイテムがなければ知らん顔という、飼い主さんに対して反応の悪い状態に陥ってしまうことも多々あります。

    きっかけとして執着するアイテムを取り入れても良いと思うのですが、徐々に飼い主さんの表情や反応とすり替え、上手にアイテムをなくす方向で進めて良い集中力を残せるようにしたいですね。
    (私も状況によっては先に執着のアイテムを利用する方法を選ぶ場合もあります。)

    参考動画は、オヤツなどで執着させても興奮を刺激してしまう状況だった犬に、声かけとアイコンタクトを促して意思の通い合いを感じさせながら歩いている時のものです。
    声を掛けて顔を見るようにさせるには日頃の生活での接し方で気をつけるポイントがたくさんあるのですが、
    飼い主さんがオヤツをあげる存在にならなくても十分出来ることです。

    練習方法は個々に違いますが、イメージとしてよろしければご参考にして見てください。

    続きを読む
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | コマンドと服従のトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    2013年06月23日

    興奮はコントロールすべし その2

    前回の続きです。

    犬が喜んでいる時も、怒っている時も、同じ興奮≠ニ見なして解説していきます。
    喜んでいるはずだったのに調子に乗ってきたら唸り出して攻撃的になった・・・なんて経験のある方も多いのではないでしょうか。

    喜びも怒りも、過度の興奮の域では紙一重です。レベルをきちんと管理しないと危険なのです。

    今回は具体的な練習方法ではなく、練習がうまく行った場合のイメージだけお伝えします。
    練習方法は個々に違いますので、一方的に解説することが出来ないので。。

    適切に指導してくれる専門家のもとで練習を積むことが一番良いと思います。


    まず、遊びを教えるときは興奮に任せて煽らないようにします。
    執着したり惹きつけられるアイテムに対し、一段階『マテ』を取り入れ、『ヨシ』や『Go』などのコマンドによって行動を促すようにします。
    つまりは、遊びの興奮は飼い主の指示によって起きるものにするのです。
    犬主体で、面白いから、気に入っているから遊ばせるという考え方から、ひとひねりして、飼い主さんの指示を条件として取り入れてみましょう。

    何かを咥えたり回収させるような遊びの場合、必ず飼い主に返す練習も必要です。
    勝手に独り占めして隠したり、破壊したりするのは、狩猟行動を助長させて問題に発展してしまう可能性があるので、訓練して飼い主さんへの服従をセットに教えることがベターです。

    参考動画は、ボールに執着心が強く、取り上げようとすると唸ったり噛み付いてたワンコに、ボールを追わせる前のマテと持ってきてのコマンドを入れたものです。


    ボールを投げた後も必ず飼い主さんの指示を聞こうという制御のスイッチがうまく入っています。
    ボール=「ヒャッホ〜〜〜♪」  だった認識が、「ボール=Yねーサマ何て言う?どうしていい???」 になりました。


    次の参考動画は、我が家の2匹がジャレ合って遊んでいる時のものです。
    興奮の限度を知らなかったアイリは、ヒートアップすると相手に悲鳴を上げさせても尚挑んでいく状態だったので、私が割入ってリーダーシップをとる練習を入れました。



    「ダメ!」 「stop」 の言葉は、切り替えのスイッチ代わりです。
    イケナイなど叱る言葉も同様です。
    今起きている状態を断ち切る時に使い、興奮の度合いを上げながらより的確に効かせる練習を積み、犬同士の遊びにも取り入れました。
    これで、子供同伴でも落ち着いて散歩出来るようになりました。


    3つ目の参考動画は、興奮して飛びつきながら歩くトイプードルの練習の様子です。
    興奮して飛びつき、飛びついたことによって更に興奮し、興奮が高まると周囲の音やモノに吠え立て、更に興奮し・・・
    という悪い連鎖が起きていました。

    興奮のレベルが増すほどに、止めさせるのが困難になりますので、軽い段階から適切に修正しなければいけません。

    犬の飛び付きと興奮をやめさせる参考動画

    飛び付かれる力と同じくらいの力でリードのショックを入れながら、悪い行動に意識を向けさせ落ち着くよう促して対処しています。
    落ち着いたら歩く、飛びついたら落ち着かせる・・・の繰り返しです。
    褒めても興奮しますので、褒め方やタイミングも注意が必要です。

    悪い行動に強い罰の条件を入れたとしても、恐怖や反撃の意思も興奮の域になり、安全に良い行動を定着させるのが難しい場合があります。


    愛犬に問題行動がある場合、その行動には興奮が関係していないか注意深く観察してみて下さい。
    行動だけでなく状態に注視すると、取り組むべき改善のポイントがわかりやすくなります。
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 19:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | コマンドと服従のトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    興奮はコントロールすべし その1

    犬が問題を起こすとき、興奮状態であることが多いです。

    飛び付いたり、吠えたり、噛み付いたり、驚いて逃げたり、執着物を追いかけたり、何かを独占したり、、、

    犬同士で遊んでいる最中でさえ、最初は楽しそうでも一瞬で状況が変わってしまうこともあります。

    興奮には許して良い種類といけない種類があり、
    達して良いレベルといけないレベルがあります。

    犬の気が向くままに興奮を放置すると、迷惑な問題行動だけでなく事故や病気を引き起こす危険もあります。

    ふと転がったボールを追いかけて交通事故に遭ってしまったとか、
    老体になっても条件反射的に猫に吠え立てる癖が直らず、心臓のショック症状を起こしてしまったとか、
    給餌直後に帰宅した家族に飛び付いて胃捻転を起こしてしまったとか、、

    実際にあった事例です。


    犬はそれぞれ目的を持って改良された経緯があるので、血筋によって執着したり反応するものやその度合いが違いますが、
    その犬に起きやすい興奮は何かを見極めて、興奮も制御も飼い主さんの判断でコントロール出来ることが理想です。

    遊びに誘って興奮させても、もうおしまいだよと合図すれば興奮をやめられるように、
    とっさに反応してしまった対象物への興味や執着心を確実に断ち切れるように、
    本能的な行動だから仕方のないことだと諦めずに、

    正しく練習を積んで愛犬を守ることが飼い主として重要な役割です。

    練習というのは殆どの場合、日常のちょっとした対処をコツコツ繰り返すことですので、飼っている愛犬がどんな時に興奮してどんな制御が必要か、専門家に相談しながら進めてくださいね。

    参考動画と解説を次の記事でご紹介します。続きを読む
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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 02:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | コマンドと服従のトレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    2013年06月15日

    生と逝・・・

    よくお詫びをするブログで、本当に申し訳ないのですが、、
    いつもご愛読頂いている皆様には、お返事の遅れやご心配などお掛けし、大変ご迷惑をお掛けしております。

    来月あたりから本格的に再開できそうですので、お返事をお待ちの方はもう少々お待ち下さい。

    直接のご依頼などはホームページか、『ジョアンのいっぽ Diary』のご依頼フォームよりお問い合わせ下さいますよう、お願い申し上げます。
    (ただ今対応までに数週間時間を頂いております。何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます)


    さて、全く執筆出来なかったのは、
    カウンセリングをさせて頂く立場で居ながら、愛犬の死に散々落ち込んでいたのもあります(*´ω`*)

    情けないかもしれませんが、心の傷は時間をかけないと回復しないこともありますね。

    日頃ペットロスでご相談をお受けすることもあるのですが、
    亡くした者にしかわからない悲しみや虚無な感覚を十分味うことも、私としては大切な時間でした。


    愛犬というのは、里親奮闘記で綴っていました・・・アイリであります。

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    IMG_2696.jpg

    アイリが亡くなった日、4月27日は、我が家は歓喜に満ちていたんです。

    だって、、同じく我が家が里親になり飼っていた、繁殖リタイヤ犬のポメラニアンが、元気な子犬を3匹産んだんですから!!!

    ポメのリンちゃんが赤ちゃんを無事産み終えると、家の中で小さな子犬のミーミーと鳴く声が幸せいっぱいに響き渡って、我が家は歓喜に湧いていたんですね。


    FJ3102190001.jpg


    もちろんアイリも、子犬の声を聞いていました。
    そしてソワソワと動き回り、鼻をクンクンさせていました。

    「アイリ、もう少し落ちついたら赤ちゃん見せてあげるからね・・」と対話して、
    そのわずか一時間後、アイリは眠った姿勢のまま動かなくなりました。


    恐らく、死因はフィラリア症です。

    保護当時は激痩せのうえ、フィラリア症も深刻だったので、半年の命とまで言われていたそうですが、
    我が家で4年間暮らし、亡くなる日の朝もいつも通り食事をとり、良い便を出し、私と歩き、甘え、、
    そして前足に顎を乗せた姿勢で眠りについたまま、苦むこともなく逝去出来た・・・・

    幸せな最期だったと誇らしく思いたいのですが、
    寂しくて悲しくて、思い出に触れると所構わず涙が出るという状態からまだ完全に抜け出せないです(笑)


    目の前の幸せな親子の姿と、動かなくなったアイリを同時に受け止めるのは厳しかったのですが、
    子犬の成長を見ると悲しんでいる時間が短く切り上げさせられるような状況ですので、、
    アイリなりに逝くタイミングを選んでくれたのかなと思います。


    アイリからは色々なことを学びました。
    アイリが成し得た日々の鍛錬も、きっとアイリ自身の寿命を伸ばしてくれたのだと思います。
    それについては動画を残してあるので、またご説明したいと思います。

    それから、ブログが滞っていた理由がもうひとつ・・
    心神喪失になりかけなのに営業所の移転にバタバタ・・・
    のどかな環境故に、ネット環境を整えるのにも時間がかかってしまいました。


    私の心身がきちんと落ち着いた状態で、順次お一人ずつきちんと向き合ってカウンセリングとコーチングをお引き受けしたいと思いますので、
    期待と信頼をお寄せ頂いているご相談者様には大変ご迷惑をお掛けしてしまいますが、
    何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


    さて久々の里親奮闘記ですが、アイリの里親としては一区切りついたことになります。
    文字通り奮闘もありましたが、だからこそとっても濃い時間を過ごせました。

    里親になるために大切なのは、その犬と歩む道筋や歩き方を把握しながら過ごすということです。
    大変さを覚悟して飼って、ただ大変さに振り回されるのは、飼い主さんの負担になり、犬の幸せも実現しません。

    なぜ大変なのかを理解し、受け入れ、方法を選び、妥協しながらでもいいので、道筋をたてて焦らず悲観せず、一緒に歩むこと。

    そのために飼い主さんも、勉強と訓練を積み、それはやがて飼い主自身に返ってくる濃い時間となるのだと改めて感じます。


    アイリには感謝の言葉しかありません。

    そして、何よりアイリに関わって下さった全ての方々に、深く深く感謝申し上げます。
    本当にかけがえのない縁を、赤い糸を、ありがとうございました。

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    posted by 犬のしつけと飼い方 at 02:22 | Comment(4) | TrackBack(0) | 里親奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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